できたこと
- 早起き
- ランニング
- ラジオ体操
雑感
Syrup0g
久々にSyrup16gを聴いたら全然心に響かなくなっていた。昔好きだった曲を聴いても全然何も感じない。
世界への嫌悪感も拒絶も、日々への鬱屈も、自分にとってはSyrup16gが歌うほどのものではなくなっていた。日常を生きているのは別に私一人ではないし、この日常の延長線のどこかでは私の推し達が同じように生きており、新譜は日々リリースされ、積み本はたくさんある。ただ生きているだけでもやりたいことがたくさんある。そうやって人生を真っ向から前向きな方向に引き受けられるようになった今、Syrup16gが生み出す世界観から自分はもう外れてしまったのだな……と、少し寂しいような気持ちになった。そもそもランニング中にシル・ヴ・プレジデントの次にかけたのが間違いだったのかもしれないが……。
フジロック
ちょっとだけ見た。仕事でずっと通話を繋いでいたのであまり音量を上げられなかったのだが、OKAMOTO'sとくるり、四人囃子が特によかった。
特にくるりが気に入った。ボーカルの歌に朴訥とした味わいがあり、ちょうどいい情緒だな……と思った。ボーカルが前に出てこない分楽器隊が前に出てくるのも好感度が高い。
失敗
外出に失敗し続けている。機龍警察の新作と、伴名練の新作アンソロが出るというので一昨日からずっと買いに行こうと思い続けているのだが、どうにも上手くいかない。お世話になっていた本屋がCOVID-19の流行以降9時で閉店するようになってしまって、夜に出歩きたがる性分の自分とリズムがずれてしまった。私の感覚で言えば、9時までしか開いていない店なんて営業していないも同然である。向こうには向こうの言い分もあろうが、少なくとも私にとってはそう。高校生の頃から日が変わるぎりぎりまで喫茶店で勉強して家に帰る暮らしを続けてきた身としては。
良いツイート
living room modular space with angel cinnamoroll watching over pic.twitter.com/nIwVjiZTMm
— Moe Shop (@korewamoe) 2021年8月19日
これは嘘みたいな実話なのですが、夕方、女子高生だらけの駅前のマックでフライドポテトを食べていたら、「別に真似してもいいけど私にはなれないよ」って言葉が聞こえてきて泣きそうになってしまった
— 精神外傷ちゃん (@seisingaisyou) 2021年8月18日
物語のなかの世界、「恋愛が存在するけど異性愛しかない」はキモいから「恋愛が存在しない」か「恋愛が存在して異性愛以外もある」がいいし、「異性愛以外もある」でももう異性愛は過剰摂取とおもうからそれ以外のほうが描かれたのが見たいし、どんなのにしろ「人と愛し合ってこそ人生」みたいなのは嫌
— 🍳﹆ (@bit_310) 2021年8月19日
イカに出来ることがわたしには出来ないhttps://t.co/u2zqiLJaOa
— Ophelia (@cat_in_a_cage) 2021年8月19日
聴いたもの
紫咲シオン - メイジ・オブ・ヴァイオレット
紫咲シオンさんの初オリジナル曲。エレクトロニックかと思えばホーンセクションがご機嫌に鳴っており、エレクトロスウィングのかいりきベア流の解釈とも聞こえる。なんとなくニチアサっぽい……と思ったが、ビジュアルと楽曲名から魔女モチーフであることは間違いがなく、そのイメージで書かれた曲なのだろう。2000年代にリリースされた曲でこういう曲を他にも知っている気がするが、一つもタイトルが出てこない。
余談:「無印(むじるし)」の何の必然性もない重箱読みは何なんだ?素直に「むいん」と読ませてほしい。私は23年間そうやって読み続けてきて、ここ数年に至ってようやく間違いを正された。
フィッシュマンズ - Baby Blue
昨日は『宇宙 日本 世田谷』を聴いたのでその流れで『空中キャンプ』にも手を付けた。
何気ない日常を題材に取ったようなゆるいトラックで心地良く揺られていようとしたら、その歌詞は友人も大切な人もいなくなってしまい、それでも否応なく続いていく終わりのない日常に一人取り残される……というあまりに閉塞的な白昼夢で、そうと気が付けばサビで登場するギターのカッティングもどこか諦念を帯びて、その日常の終わりのなさに加担しているように聞こえる。音楽を聴いて「空恐ろしい」と思ったのはこれが初めてだったように思う。