雑記

__blurry_のおぼえがき

7/23

できたこと

  • 朝湯
  • 足湯

雑感

小旅行

 北海道への凱旋を祝して連休の頭二日を使って定山渓に小旅行に行ってきた。

 山と河と灯りと滝があり、それしかない空間のなんとすがすがしいことか……と心を打たれた。都会の喧騒から離れて……と都会人ぶるつもりはないが(そもそも私の出身は帯広である)、これくらい何もなく、かつ適度にある、それが私にとっての必要十分なのだなと思った。

 部屋に入るとまあ広さもない和室に布団が2セット敷いてあり、角っこのほうにPCモニターより一回り小さいようなテレビがある。単純にすることがなさすぎて流れで同衾に至るしかなかろう、と友人と笑い転げていた。「恋人が出来たら使いな」と友人は笑い、きっとそんな日は来ないだろうが、あなたとは友達のまままた来たいよ、と思った。

 温泉宿のお土産屋さんにはよくわからないものがたくさんある。馬油シャンプーとかこういう木彫りの置物とか。フクロウに何の恨みがあるんだ?

良いツイート

聴いたもの

www.youtube.com

 聴いたというか公開は二日後なのだけれど。Conductaの新ミックスがアナウンスされてとても楽しみ。
 人間は旅行中に新譜を漁らない。そういうわけで今日はおやすみ。

読んだもの

www.asahi.com

7/21

できたこと

  • 早起き
  • ラジオ体操
  • ランニング

雑感

百合のオタク?

 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』という作品がある。深くは触れないが舞台に生きる少女たちの関係性にフォーカスした作品で、要するに百合である。私の一番の推しは露崎まひるさんなのだが、この人は完結編となる『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』において、作中人物との関係性が一切強調されないままその出番を終える。これはどういうことだ?と考えていたら、私の関心が「百合」よりも「女の生き様」の方にシフトしていることに気が付いた。
 前々からその傾向はあった。女二人の惹かれ合う感情がなんらかの形で"成就"することには全然関心を持てず、一方でむしろ二人が離別したり別の生き方を選ぶ作品に惹かれてきた(『リズと青い鳥』はその典型)。

 百合作品を摂取し続ける中で、「結ばれなければ幸せになれない」とでもいうような規範が自分の中に芽生えつつあったところに、「一人で(も)生きていける女」が風穴を空けてくれたような感覚があり、宇多田ヒカル『PINK BLOOD』のリリースがその解放感を後押ししてくれた。自分自身の生き方含めて、誰かに依らずとも生きていける、と信じるに足るフィクションが増えたことが本当に喜ばしい。

 恐らく99組で一番であろう露崎まひるさんの腕力に屈服したいという感情がある。

スマブラ

 久しぶりにオンラインをプレイしたが「下手すぎる」「下手すぎないか?」以外の感情がすべて消えてしまった。プロの動画で見るようには動けない。それでも楽しいことには楽しい。楽しいか?なんとなく続けてしまう誘引力はある。せめてVIPにはいつか入りたい。

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聴いたもの

Menagerie - Many Worlds

 過去に気に入ったもののウィッシュリストに突っ込んでそれきりだった音源を聴き直そう(よければ買おう)と思い立って掘り返したもの。メルボルンのファンクシーンから出てきた作品であるが、一曲目は誰がどう聞いたってKamasi Washingtonだし、他の曲も南アジャズそのまんまだったりビバップソウルジャズジャズファンクに焼き直しただけだったりするが、それで文句あるかと言わんばかりなのが潔い。Kamasi Washingtonの楽曲で、南アスピリチュアルジャズのムードでジャズファンクをやったら絶対に楽しい。それは間違いない。かっこよくてやりたいからやったんだと言わんばかりの楽曲群には、ミュージシャンの有無を言わせぬ喜びが詰まっている。じゃあ仕方ない。

La prière - Instant Love

棗いつき・藍月なくる・nayutaの三人からなるボーカルユニットLa prièreの新曲。絵が好みで楽曲もいい具合のダンスポップで藍月なくるさんの歌が好きなので普通に好きになってしまった。まあそれは好きだろう、みたいな感じですとんと気に入ってしまうと特段言うことがない。

興味

 かめりあの新譜。これに関してはTLの誰かが言及するかと思っていた。Toby Fox参加曲あり。

 中村さんそのファーストアルバム。昨今のインターネットシンガーとしては珍しくミドルテンポかつ古典的なリズムの楽曲が並ぶ。以前ライブを見たが男たちがステージ上の中村さんそに野太い声をかけており、それはいいのだが全然楽曲のグルーヴに乗れていなくて、こいつらは何なんだと思ったのを覚えている。ちなみにオタク音楽のBandcampはサポーター欄の色合いが明らかに偏っていて面白い。

読んだもの

wired.jp

bunshun.jp

7/20

できたこと

雑感

暑い

www3.nhk.or.jp

19日の道内は高気圧に覆われて各地で猛烈な暑さとなり、札幌市では21年ぶりに35度に達し猛暑日となりました。20日も各地で気温が上がると見込みで、引き続き熱中症への十分な注意が必要です。

 暑すぎる。北国とか亜寒帯のアイデンティティはどうしたんだ?
 確かに年々暑くなっているという感覚はあったが、七月にこんなに暑かったことはかつてなかったように思う。加えてテレワークで締め切った部屋にこもりきりなのだから、10分も経てば精神が限界を迎える。
 家にはエアコンもないので扇風機と冷風機とでしのいでいる(しのげていない)が、こんなのがずっと続いたら狂ってしまう。早く涼しくなってほしい。できれば4連休のうちに。

ペンギン

 にじさんじENの新メンバーPetra Gurinさんがとてもかわいい。ペンギンであり、メッシュであり、ぶかぶかのパーカーを着ていて、声が可愛い。私はそういうあからさまに可愛い記号を「可愛い」とはっきり言う方向に腹を括っている。サメ(Gawr Guraさん)のメンバーになった時点でこうなることは確定していた。
 ついでに言うと日本語を日常会話レベルで操ることが出来、日本語話者としてはたいへんありがたい。乙女ゲーで日本語を勉強したと言うが、ゲームで日本語って勉強できるんだろうか?私がDoki Doki Literature Clubを原語でプレイしたところで日常会話が出来るようにはならないと思う(未プレイ)。Gurinさんが語尾を震えさせたり、緊張すると声が上ずったりする様は、私がそうするように脳内で逐一文法を組み立てているようにはとても思えない。「キモい」とか「エモい」みたいな俗語がさらっと出てくるのもすごい。

良いツイート

聴いたもの

Koreless - Agor

 これは傑作なので耳ある者全員に聴いてほしい。上の再生ボタンを押すとアルバムのキラートラックである"Joy Squad"が流れる。
 用いられているメソッドは潔いまでにエレクトロニカであるが、ボーカルサンプルの多用とエモーショナルなコード・テクノの音色の導入・硬派なメロディを押し出した作曲により、時代性を感じさせない音に仕上がっている。ポストクラシカルとテクノとエレクトロニカの三点を結び、その三点から等間隔の点を打ったらこういった音になるだろう。今日のディグの成果はこの一枚。返す返すもいいアルバムだなと思ってリピートしていたら試聴回数制限に達したので買う。

Ado - ギラギラ

 友人がSpotifyをトランスミッターにかけて流していて、そのメロディの強さに惹かれた。概ねボカロシーンからの「白日」への応答といったところだろう。「今に見てろこの La!」のキーを上っていくメロディと「なんてファニー この世はビザール」の歌い方が好き。
 激しい曲を歌うAdoは感情表現が過剰すぎて正直なところ辟易していたのだが、こういった抑制的な曲ではファルセットの迫力や歌声の使い分けの幅などの表現力の高さを味わうことができてとても良い。

Shook - System

 以前の"Bycycle Ride LP"が傑作だったオランダのアーティストの最新作。80'sシンセポップとして充分な強度がありつつ、その音色を過去の未来観すなわちレトロフューチャーとしてノスタルジックに用いた情緒的な楽曲が並ぶ。ソフトウェアの音がスタンダードになった時代にこういう音を聴くとその"素朴さ"にいとおしいような情緒を動かされる。

さらにもし,かざりなどというものが,そうおもえさえすればいいということから,人の目に色と形を感覚させるだけの一過性の虹質の仮象に取って代わられたならば、その時この鬼の花も,手にとれ風におとたてる物そのものである古拙に,しみじみと人を泣かすのでもあろうか.(黒田夏子『感受体のおどり』315番)

 これはふと思い出した「感受体のおどり」の一節だが、「虹質の仮象」という言葉がすごい。ここで想定されているのはホログラム映像のようなものであろうが、「虹」というのは雨上がりの水滴が漂う空間に日光により映し出されるものである。この連想が働くために、私たちは「一過性の虹質の仮象」が現実において「ホログラムか何かであろう」と見当をつけることが出来る。見たことのない美しい表現でありながら、連想の飛躍は緩やかで、読解の誘導として適切に働いている、というところに、散文言語表現の技法の極まりを感じる。

読んだもの

note.com

www.1101.com

davitrice.hatenadiary.jp

mmkanimm.hatenablog.com

www.huffingtonpost.jp

7/18, 19

 また一日空いてしまった。正当な理由があるので反省するべきことはない。

できたこと

  • ランニング

それ以外は全部ダメ。

雑感

悪いトピック

 この二日間でいくつかのネガティブなトピックが発生したが、ご飯を食べてランニングに出かけ、お風呂に入ってから日記を開き、ドリトスの新商品をつまみながら書くことを考えていたら全部どうでもよくなってしまった。どうでも良くなるようなトピックを日記に書くこともない。ドリトスの新味(激辛レモン)はかなりおいしい。

キース・ヘリング

 芸術の森で開催されているキース・ヘリング展に行ってきた。

 キース・ヘリングが描く記号的な人型は身体を動かすことの喜びに満ち溢れている。私もこうなりたい、こうなるためにダンスフロアに通うのだ、と思った。
 物販があったのでついついシャツを買い込んでしまった。本当はウォールステッカーやポスターを買いたかったが一枚8,000円以上したので断念。大人買いへの道は遠い。

 活動後期には自身のセクシャリティやポリティカルなトピックを盛り込んだ作品が増え、それに伴って人型はむっちりした肉付きと生々しい曲線を帯びるようになる。それはへリングの人間観がダンスという運動だけに留まらなくなったことが理由だろうが、それは好みではないな……と思った。へリングの魅力はデフォルメなのだから、デフォルメが生々しくなっては本末転倒である。

夏バテとランニング

 夏バテしているわけではないのだが、ランニングしていて折り返し地点に着く前に足が止まってしまうことが増えた。私の体力からすれば調子によってはゴールまで止まらずに走り続けられるのだから、これは体力ではなく健康状態の方に問題があると考えられる。おそらくは水分不足か塩分・ミネラル不足だと思うのだが、今のところはよくわからない。何にせよ走ることでその日の健康状態が可視化されるというのはいいことだなと思った。
 ランニングを終えたらすぐにお風呂に入るようにしているのだが、入浴後の発汗がひどく全、入浴前と同じくらい汗で濡れるので、どうしたものかと親に相談したところ、「汗が引き切る前にお風呂に入るから」という答えが返ってきた。というわけでその通りにランニングが終わってから発汗が止まるのを待って入浴したところ、てきめんに改善が見られ、人体についての悩みがシステマチックに改善するというのはなんだかおもしろいなと思った。

良いツイート

聴いたもの

Ryan Van Haesendonck - Vauville

 ベルギーの作家によるオルガンアンビエント。オルガンという楽器が大量の空気を勢いよく管に通すことで駆動する巨大な機構であるということが剥き出しになっていて面白かった。

 昨日は一日友人と遊んでいたし、今日はライブラリの音楽を聴いていて特段新譜を摂取しなかった。

読んだもの

t.co

 面白かった。様々な小ネタが挟んであるらしいのだが、私が読んでいる限りでは本当に一個も分からなかった。分かったところで読書体験の深みが増すことも全然なかったが……。Don't Look Back In Angerだけはすごいと思った。
 フィクションでミッケ!をするのはそれはそれで楽しそうだが、私には出来ない趣味だなと思った。ヒップホップのサンプリング元と引用を掘り出すのは他の人に任せたいということ。

davitrice.hatenadiary.jp

realsound.jp

7/16,17

できたこと

  • ランニング

雑感

 昨日は下記の理由で書けなかったので二日分。

音楽リスナーのDream Theater通過率

 職場の先輩と音楽について語る機会があったのだが、先輩の端末に入っているアーティスト群の中にDream Theaterを見つけて話を振ったところ大いに盛り上がった。先輩のプレイリストに入っていたのは「When Dream and Day Unite」「Awake」「Octavarium」「A Dramatic Turn of Events」の四作で、選び方が本物のファンだった。メンバーの名前も当たり前のように全員言えるしLiquid Tension Experimentも聞いており、トニー・レヴィンがクリムゾン出身であることも知っていた。音楽リスナーが誰しも一回はDream Theaterを通るのは一体何なんだろう。

海とドライブ

 人から突如呼び出されてばかみたいに騒ぐ経験は本当に心を健康にしてくれる。ついでにまた会う約束が出来たのでよかった。

陰謀論

 母親が陰謀論者なのだけれど、どうやら陰謀論者が陰謀を主張する目的は、間違った情報を流布し人々を洗脳するメディア、つまり世界と戦うため、ではない、ということに気が付いた。
 我が家の陰謀論者がやりたいことというのは「ふつう」に対するカウンターであり、テレビという"垂れ流し"の情報を受け入れることに安住している人々に対してマウントを仕掛けること、であり、同じことがしたい人々と仲良くすることであるらしい。
 母親は話が通じない。驚くほどコミュニケーションの作法を知らない。向こうからすれば私と考え方が違いすぎるというのだから、永遠に意思の疎通が取れる日は来ないだろう。そこで母親は陰謀論によるマウントに出会った。
 昔から何でもかんでも私の成果を自分の手柄にしたがる(私の成績向上、高校・大学合格)人だった。私が大学院に進学して以降、手柄にできるネタが尽き、過去のネタを擦るのも父親に窘められるようになった。そこでインターネットをさまよっているうちに母親は陰謀論を見つけ出し、そこで"世界の真実"に目覚めたらしいのだが、のめり込むまでは本当に早かった。気が付いた時にはロスチャイルド家フリーメイソンというお決まりのフレーズを身に着け、大学の医学教育を全て嘘だと一蹴した。高校→大学という"正当な"進学をしたこと自体を国家ぐるみの洗脳というオルタナティブをもって否定することで、私に対する優位を取り返そうとしているように私には見えた。
 今の母親にとって、私は成功作なのだろうか。他人に自慢するに足る、自尊心を満たすに足る器になれているだろうか。しかし学校教育を否定するのなら、母親はコミュニティの中では洗脳教育の中に子供を送り込んだ愚か者ということにはならないのだろうか。答えがどうあれ、そう気が付いてしまったからには私がもう母親を愛することはなく、ただ私たちにとって私たちはお互いにおもちゃでしかない。

何者かになる/ならないということ

 昔私は物書きだった。というのは単に「SS書き」という言葉が肌に合わないからそう自称していただけだが、魔法少女まどか☆マギカ佐倉杏子が大好きで、佐倉杏子さんにとっての最上の救いを、苦痛の日々を、文字に起こすことに躍起になっていた。それは当時16か17歳だった私の「何者かになりたい」という衝動の表れでもあったように思う。
 しかしそれも2年で行き詰まった。思うように書けなかったし、そもそも自分の文章を読み返すたびに自己嫌悪で胸がいっぱいになった。自分が一行書くごとに他人と比べてはなんと退屈で幼稚な文章だろうと苦しかった。
 とはいえ、書かなくても私を受け入れてくれるコミュニティはあった。当時所属していたコミュニティと今のコミュニティは質が違って、むしろ共通点も何もなく、ただ何となく繋がっているだけの界隈だったので、むしろキャラクターにたいして思いつめたり、物を書いているということは異端でもあった。そうやって私はコミュニティになずみ、そのうち筆を手放した。
 自分の文章が嫌いならば、筆を捨てたならば、どうして日記など書いているのか……という問いに対しては、「何者にならなくてももういいか」と割り切れたことが答えとなる。二十歳を過ぎ、大学を院まで修了して、ついに私は就職してしまった。その過程で16歳当時の切実な感情など全て擦り切れてしまったし、自分の成果物を見て自己嫌悪をやるのもいい加減飽きてしまった。
 いい加減現実を見ろよ、少年……というセリフは様々なフィクションにおいて登場するが、この年まで生きればさすがにある程度は見積もりというものが出来るようになってくる。自分の文章が下手なことにも、ありのままの自分は本当に何者でもないことにも諦めがつくが、下手でも文を書いていい、書きたいときに気ままに書けばいいという緩やかに前向きな気持ちにもなれる。いつかまたフィクションを書きたいと思った時、言葉を頭から引き出すための準備として、私はこうやって日記を書いている。
 これを日記に書くかどうかもずいぶん迷った。しかし「何者にもならない」というずっと考えていたことについて、テーリ・テムリッツが"アンビカミング"という言葉を使って語っていたのを読み、別に「何者か」であり続ける努力をしなくてもいいのだ、という気持ちになり、こうして長文にしたためることを決めた。もっともテーリが語っていることは、私の思春期的な葛藤などではなく、移民、トランスジェンダーアイデンティティという現実的に切実なトピックであるが……。

そのような “それまでの自分のあり方を取り壊していく” =アンビカミングのプロセスこそが、私がより権威を持って語れることであり、より正確でより有益な情報となるのと思います。概して私は、「何かになる」ことよりも「規定されたあり方を壊す」ことの過程について語るほうが有益だと思っています。これは、私がアメリカに住んでいたときからの考え方だと思うのですが、私のクィアで非本質主義的なトランスジェンダリズムの観点からも言えることで、単一性(シンギュラリティ)のカミングアウトを指針とすることや、AからBへ移行することではなかったのです。私はいつも、痛みを伴う社会化のシステムに結びついたものや、離れたいと思っているものからどうやって距離を置くか、ということに興味を持ってきました。何か他のものに合わせるのではなく。

www.ele-king.net

良いツイート

聴いたもの

泉こなた(CV:平野綾)、柊かがみ(CV:加藤英美里)、柊つかさ(CV:福原香織)、高良みゆき(CV:遠藤綾) - もってけ!セーラーふく

 タイムラインで「高速ファンク」として言及されていたのを見て懐かしくなり聴いてみたところ、音楽的な発見がいくつかあったので記録しておく。

  • Aメロ・Bメロはテクノ、サビはUKロック……という記述をどこかで読んだ覚えがあったのだが、BSの番組らしい。

BS熱中夜話「アニメソング」第2夜によるとファンク+テクノ+ブリティッシュ・ロックをベースに制作されたとのことで、オーダーを受けた際には「ラップ」「BPM150」「ありがちでない曲」だったそう。

monaca-music.net

  • 微妙にこもったような音質かつ手の込んだリズムを刻むドラムや、Aメロ前のほとんど不協和音を多重に重ねたホーンセクションに聞き覚えがあったのだが、これはおそらくThe Brecker Brothersの"Heavy Metal Be-Bop"だろう。特にSome Skunk Funkのフレーズはかなり近しいものを感じる。アシッド/トランスとフュージョンとUKロックを組み合わせようという発想がおかしい。

www.youtube.com

  • サビの「もっていけ! 最後に笑っちゃうのはあたしのはず」の「はず」のAの音はバックトラックのBのコードと半音で衝突して明らかに不協和音を生じている。しかしその違和感を抱えたまま次の「セーラーふくだからです←結論」のフレーズに遷移すると、「結論」のAの音とバックトラックのFのコードが綺麗に調和しており、リスナーの緊張感が解放される。8小節の中に起承転結があり、かつインディー的な「電波ソング」な雰囲気も内包した凄いメロディ。

月ノ美兎 - ウラノミト

www.youtube.com

 委員長の新曲から先行公開曲。特に意図したわけではないが、もってけ!セーラーふくと同じく作曲はMONACAメンバーで楽曲コンセプトも同じくフュージョン。The Brecker Brothersが70年代的な、代表作のタイトルにある通りまさにビバップ寄りのフュージョン(クロスオーバー)だとすれば、こちらはスタジオミュージシャンたちが80年代という潤沢な予算と音楽的な成熟のもとに新しい音楽を作ろうとした時代の、様々な音楽的要素が都会的なカラーのもとに統合された、文字通りの(精神的)フュージョン
 シティポップ、80'sフュージョン、フューチャーベース、ラップの要素が融合して変拍子や突然の展開でリスナーを攪乱する楽曲、「どちらを選んでもひとりの女 ひとつのカオス」という歌詞と、MVに登場するミキサーと、委員長というキャラクターが一つの定義に集約されない人間であることを強く押し出している。人間であることを押し出しつつ、その生きる場所は完全にバーチャルの世界、技術の力でどこまでも現実離れした景色を追い求められる空間だというところが個人的に好ましいなと思った。

読んだもの

tender-mountain.hatenablog.com

https://toby-net-blog.tumblr.com/post/3827926858/%E4%BF%BA%E3%81%8C%E7%B3%B8%E6%9F%B3%E5%92%8C%E6%B3%95%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8
toby-net-blog.tumblr.com

storia.takeshobo.co.jp

mainichi-kotoba.jp

tobihism.com

7/15


できたこと

  • 早起き
  • ランニング
  • クリーニング
  • ラジオ体操

雑感

ランニング・ハウス

 今日は長尺のハウスを聴きながら走った。選曲は以下の3つ。

 気が付いたら、という言葉の通りに、疲れたなどと感じる暇もないくらい音楽に没頭して走り続け、一度も立ち止まらずにランニングコースを走りきれた。ダンスミュージックが疲れを忘れさせる効果を持っているのは知っていたが、ここまで露骨に感じられるものなのだな。

DJ

 先日Taku InoueのDJ配信を聴いた。メジャーデビュー一曲目となる、星街すいせいさんと組んでの初シングル「3時12分」のリリースを記念してのもので、Taku Inoueというこの一人の人物だけで無数のコンテンツをDJプレイという一つのストーリーに纏め上げることが出来てしまうという事実に驚嘆したのだが、個人的にはどうしても物足りなかった。そういうわけで日記に書き残しておく。
 先に書いておくが、私がダンスフロアという形でクラブカルチャーに初めて触れ、そして今も触れ続けている起点の場所は、札幌のPrecious Hallである。ここでのパーティーは夜の11時に始まり、終わるのは朝の7時である。日によっては10時まで続くこともある。DJはだいたい2~3人で、最低でも一人当たり2時間はプレイする。世界的に有名なDJを呼んだ時でさえ前座が3時間ある。これはそういう場所で誰とも喋らず口を開かず踊ることを楽しんでいる人間の考えである。
 Taku InoueのDJはあまりに短い。1時間という持ち時間で、本人が作曲・リミックスを担当した曲と、周辺アーティストの曲をいくつかかけたらそこでもう終わってしまう。厄介なことに(?)、Taku Inoueの名前がクレジットにある曲は全部凄いので全部かけてVirtual To Liveを最後にプレイしたらもう終わっていいような気分になってしまう。しかし私はそこで終わってしまうような、"セトリ"で終わってしまうようなものでは全然物足りない。
 私がDJプレイに求めるのは"世界観の提示"である。その人がどんなリズムどんな音色を好きだと思うのか、どこから影響を受けてきたのか、今どんな曲を聴いているのか、そういったようなその人のものすごくプライベートな世界観が、審美眼による厳しいチェックを潜り抜けた楽曲群によって提示されるからこそ、「あの人のDJが聴きたい」という気持ちが掻き立てられる。
 私はTaku Inoueの作る音が好きで、DJプレイが好きである。だからもっと欲しいと思う。もっともっと欲しいと思う。手がけた曲を全部かけて夜10時には終わってしまうようなプレイでは全然満足しない。3時間でも4時間でもプレイして私を踊らせ続けてほしい。手持ちのフロアバンガーを使い果たし、3時15分を過ぎ、"次"を求めてDJブースを凝視する無数の沸き立ったオーディエンスを前にして、恐る恐る、あるいは自信満々に、自分が愛している曲を、誰も知らない曲を、忘れ去られた曲をプレイする。Taku Inoueの楽曲が作り出すTaku Inoueの世界が幕を下ろし、いつ終わるとも知れない、真に誰にも予測不可能な、Taku Inoueの世界観が剥き出しになった音楽の旅が始まる。私はそれこそが聴きたい。

良いツイート

聴いたもの

KETTAMA - Higher (Steel City Power House)

 パワー系テクノレーベルSteel City Dance Discsの新譜。これは単品で聴くものではなく、DJプレイ中に"次"への期待感を高める効果を狙ってかける曲だと思う。数時間にわたるDJプレイでないとなかなかこういう曲は聴けない。

読んだもの

 かげきしょうじょ!!一巻を読んでいる。国広先生のエピソードがかなり好き。

7/14

できたこと

  • 早起き
  • ランニング
  • ラジオ体操第二
  • クリーニング出す・回収

雑感

ランニング・ディスコ2

走るときはいつも音楽を聴いているのだけれど、聴いている曲によって同じコースでも長く感じたりあっという間に感じたりしていることに気が付いた。傾向として、曲の長さが長いほど、ビートが一定で曲がミニマルであるほど時間はあっという間に経つ。

 昨日の思い付きを実践して長尺のディスコを三曲選び、ランニングのBGMとしてみた。

 結果は大成功で、20分のランニングコースを気が付いたときには走り終えていた。長尺ディスコしか勝たん。感覚としてはやっぱり疾走感がありスムースになるほど忘我の度合が強くなるので、次はハウスを選んで走る予定。問題は、9分を超えるハウスというと数が相当限られてくることだが……。
 ちなみに二曲目はMassive Attack"Blue Lines"のサンプル元。今の感覚だとBlue Linesで一番かっこいい曲はこれ。

https://www.whosampled.com/sample/13839/Massive-Attack-Blue-Lines-The-Blackbyrds-Rock-Creek-Park/

良いツイート

聴いたもの

Mathias Modica Presents Kraut Jazz Futurism Vol.2



 新鋭クラブジャズレーベルKryptoxのショーケース的コンピレーション第二弾。
 このMathias Modicaという人物はKapote名義でのドイツのハウスレーベルToy Tonicsの運営、あるいはMunk名義でのエレクトロクラッシュレーベルGommaのヘッドとしても知られる人物であり、それぞれの名義で素晴らしい作品をリリースしている。(Munkについては聴いたのがずいぶん昔なので曲を思い出せないが……)

 このKryptoxはToy Tonics傘下のレーベルで、Bandcampのライナーノーツによれば"Fresh artists that combine Jazz, Kraut Rock, Afro, Hip Hop and Electronica in a new way"の作品群をコンパイルしたものらしい。そう書かれている通りジャズ・クラウトロック・アフロビート・ヒップホップ・エレクトロニカの音楽性が結びついた面白いクラブジャズで、どの曲もかっこいい。第一弾のコンピレーションもかなり良かった。Kapoteの出すコンピレーションに外れなし。




読んだもの

www3.nhk.or.jp

popeyemagazine.jp

ototoy.jp

matyu.jugem.jp