雑記

__blurry_のおぼえがき

7/13


できたこと

  • 早起き
  • ラジオ体操
  • ランニング
  • クリーニング

雑感

ランニング・ディスコ

 走るときはいつも音楽を聴いているのだけれど、聴いている曲によって同じコースでも長く感じたりあっという間に感じたりしていることに気が付いた。傾向として、曲の長さが長いほど、ビートが一定で曲がミニマルであるほど時間はあっという間に経つ。今のところ一番良かったのはYou Make Me Feel (Mighty Real)(Soulwax For Despacio Remix)。

www.youtube.com

ダンスミュージックのミニマルなビートでトランス状態になり、時間経過の感覚があいまいになっているというのはいかにもありそうだ。事実トラップやK-POPなどの曲構成がポップソング然とした楽曲では疲れる感じがある。踊らせ続けるには疲れを忘れさせなければならない、そのためには意識を遠のかせる必要がある……と考えていくと長尺かつミニマルになるのは自然なことに感じられる。記憶が正しければ12インチシングルの始まりがこういった経緯だったはず。

Vと実写映像

 Vが実写映像を使って「仮想でありつつも現実の世界に生きる者」という方向に舵を切っているのをよく見るが、それを突き詰めていくとピクサーみたいな3DCGになるのではないかと思う。JK組の「三原色」はかなり良かったし、願わくばいい方向に向かっていってほしい。

良いツイート

聴いたもの

LV & Joshua Idehen - Ends

 LVの名前を初めて見たのは2014年くらいに出たHyperdub10周年のコンピだったが、新譜を聴いても全然変わっていなくてびっくりした。3曲目"Not My House"の畳みかけるようなリズムとオートチューンのかかったボーカルが好き。

Tribal Brothers & DJ Polo - The Link Up EP

 UKとアフリカのリズムが融合したような音がずっと好き。そういう音楽があると知ったのもHyperdubのコンピからだった。

 と思って調べたらまさにその曲がLVのクワイトチューンだった。思いがけない再会。

読んだもの

oka-ats.blogspot.com

oka-ats.blogspot.com

尚、オンビート(表拍)・オフ(裏拍)を、アップビート(上拍)・ダウンビート(下拍)と呼ぶことがある。これは指揮棒の上げ下げになぞらえた呼び方だ。だがジャズ/ロックなどのポピュラー音楽の世界ではこの「上下」という方向について逆の認識をすることがある。例えばヒップホップダンスではアップビートで頭が下がる動作を行いダウンビートで頭が上がる動作を行う場合がほとんどだ。この混乱を避けるためここでは表(オン)裏(オフ)という表現を使うことにした。

フロアで踊っているとオフビートで頭が上がるというのはとてもよく分かる。ハイハットで身体が跳ねるような感覚がある。このオフビートで跳ねる感覚をもっと前景化させていくとレゲエやダブステップになるのだろう。
 フェミニズムに言及した回を読んだところ途中から雲行きが怪しくなり、気が付いたらすっかり怪文書と成り果てていて面白かった。

rollingstonejapan.com

 笑いすぎて死ぬかと思った。

withnews.jp

 hostile architectureを実感したことは少なかったのだが、三か月の関東生活を経て、東京には本当にそうした構造物が偏在しており、都市の全てがhostileであることを思い知らされた。あれだけの人が行き来する公共空間であるにも関わらず、キャリアケースを持った状態で無料で休める場所がないとはどういうことだ?

7/12

できたこと

  • ラジオ体操
  • ブラウザのタブの整理

雑感

早起き

 昨日寝るのが少しだけ遅くなったので起きるのも30分ずらすか~と六時に目覚ましをかけたのだが、全然効果なしで一日中眠かった。10時半に寝て5時半に起きる。それから30分朝寝をする。それしか勝たん。

Adoとタマホーム

https://twitter.com/_Blurry/status/1414406369311002625?s=20

 聴けば聴くほどばかげていて本当にいい。本人がどういうつもりでこの企画を受けたのかは不明だが、資本主義にそういう身の売り方をしてしまった以上「うっせぇわ」の側にはもう戻れないだろうなと思った。こういうのをTo Pimp A Butterflyというのではないか。

日記の所要時間

 毎日書くのに二時間くらいかかっていて他のことが全くできないうえに寝る時間までずれ込んでいる。あまり良くない。

怪盗クイーン

 本当に嬉しい。この前DMMのセールでまとめ買いをしたばかりなので公開までに読み返したい。

良いツイート

聴いたもの

Creepy Nuts - Lazy Boy

www.youtube.com

 Creepy Nutsの新曲。カップヌードルコラボということでぴったり3分間。ボサノバとラップの相性ってかなりいいな……ということに周回遅れで気が付いた。

読んだもの

practical-scheme.net

goldhead.hatenablog.com

7/11

できたこと

  • ランニング
  • 体操

雑感

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 今日が最終日だったので観てきた。

 二回目であるし、Twitterでの感想ツイもけっこう追っているので、初回のように混乱せずに一つ一つ噛みしめながら鑑賞することができた。やはり露崎まひるさんしか勝たん。誰かと未来の約束をするのではなく、自分の信念をしっかりと抱いて生きていく、「誰かを選ぶ/に選ばれる」という問題系を完全に放棄出来ているという点で露崎まひるさんは本当に強い人だと思う。天堂真矢さん・石動双葉さんと三人でずっと仲良しでいてほしい。
 話は変わるが、狩りのレヴューにおいて、星見さんが偉人の引用の強さを力説しても大場さんに一切響かないというのは、大場さんが自分で脚本を書く(中学生の三年間で一切上演することなく十二本書いてて賞もらってる)ということもあってだろうか。

良いツイート

聴いたもの

Pino Palladino and Blake Mills - Notes With Attachments

 ネオソウルでお馴染みPino Palladinoが参加しているということで聴いた。現代ジャズ、という言葉はクラブミュージックとの融合という文脈で語られることが多いが、このアルバムが提示するジャズは、アコースティック楽器の奏法をどこまで拡張できるか、どこまで既存のジャズの文法を脱構築できるかに焦点を置いた、アブストラクトなジャズである。Sam Gendelがそうであるような、音響アブストラクトジャズとでも言おうか。内容については下の記事に詳しい。これは今日初めて聞いたくらいで解説できる作品ではない。

turntokyo.com

読んだもの

anond.hatelabo.jp

www.editus.jp

7/10


できたこと

  • クリーニング回収

雑感

ビリヤニ

 久々に北のビリヤニを食べた。この店のビリヤニはわざわざ「ハイデラバード・ビリヤニ」とメニューに記載されており、こだわりが感じられてよい(ハイデラバードはインドの地名。ビリヤニの聖地らしい)。

ゴジラVSコング

 ビリヤニでお腹いっぱいになった状態で観に行ったところ案の定寝てしまった。ゴジラとコングが争っているところは観られたのでまあよしとする。
 裕福な家庭の娘が黒人の陰謀論者のポッドキャストに入れ込んでるの、妙な生々しさがあってうわ……ってなってたんだけど、あれは一体何だったんだ……?

ましろさん3D

 観た。あの童顔に比しての"男"の身体つき、立ち姿でめちゃめちゃに興奮してしまった。
 ましろさんは自分の世界観をかなり大切にするタイプであるけれど、その美意識がこの配信においても徹底されていてよかった。
- 掘り出し物無人販売における不気味なオブジェクト群
- スパチャに一切反応せず、全てのシーンにおいて構図が考え抜かれた配信画面
- きさらぎ駅で唐突に始まるスクショタイム(ポーズがいちいち決まっている)
- 最後のライブにおいて歌い終わった後の目を見せない立ち方
- 配信が終わった後に流れるいつも通りのBGMと謎の暗転
 カメラや小道具の使い方、脚本の面白さが群を抜いている。演劇の出だろうか。

良いツイート

聴いたもの

猫又おかゆ- p.h.(cover)

 猫又おかゆさんの新カバー。自分の低い声と緩いグルーヴを適確に掴めるリズム感を存分に発揮した選曲。「ぺっぺっぺっぺっ ハーッハーッ」のASMRを経由した歌い方であったり、「亡命している.」の反復であったり、「幸福に浸って帰らぬ医療廃棄物となった」の切実な歌い方と「ちゅちゅちゅちゅ中性と」の温度差であったり、とにかくよかった。

Takanashi Kiara - SPARKS

 小鳥遊キアラさんの新曲。オートチューンで声を加工し、ラップにも挑戦したダンスチューン。
 この前星街すいせいさんとMori Calliopeさんが出していたGETCHA!のカバーを出していたが、概ね同じ方向性といえる。ただしこの楽曲が二人の音楽的方向性と決定的に違っているのは、小鳥遊キアラさんが志向しているのは徹底的にアイドル楽曲であるということだ。つまり、K-POP
 星街すいせいさんの根底にあるのはロックやアニソンであり、森カリオペさんはヒップホップであるが、小鳥遊キアラさんはまずアイドルという枠があり、その中から音楽性が選択されているように思われる(1stシングル『HINOTORI』は本人の音楽性というよりhuke先生への贈り物だろう)。だからトラックがどれだけクールでも、本人の歌唱は本当にかわいく弾んでいる。逆に言えば、どれだけかわいい歌い方をしていてもトラックはダンストラックとして、音楽としてかなり研ぎ澄まされている。本人のアイドル観が見えるいい楽曲だった。

読んだもの

webcomicgamma.takeshobo.co.jp

kompass.cinra.net

anond.hatelabo.jp

 自分の中にある反東京的なものを再確認できてよかった。

7/9


できたこと

  • 早起き
  • ラジオ体操
  • ランニング
  • クリーニング
  • 返品

雑感

受け攻め

 ここには受け攻めを固定したがる人に私がうっすら抱いている共感を千字以上かけて書き連ねていたが、途中でどうでもよくなって全部消してしまった。結局のところ「愛されたい」とか「今のまま変わらないまま愛され/愛し続けたい」とか以上のものではないのだから。
 考えてみれば、私の専門は双方の感情の量が全く釣り合っていない、あらゆる意味で”成就”していない関係性であって、そこでは受け攻めという概念が一切成立していない。不稔性の関係性。
 そういうものを愛好してしまうのも、やはり私の生きてきた人生が反映されてのことだろうか……と考えてしまうが、別の人生を思い浮かべたところで、aにもbにも私はついに無縁だろう。

aというがっこうとbというがっこうのどちらにいくのかと,会うおとなたちのくちぐちにきいた百にちほどがあったが,きかれた小児はちょうどその町を離れていくところだったから,aにもbにもついにむえんだった.その,まよわれることのなかった道の枝を,半せいきしてゆめの中で示されなおした者は,見あげたことのなかったてんじょう,ふんだことのなかったゆか,出あわなかった小児たちのかおのないかおを見さだめようとして,すこしあせり,それからとてもくつろいだ.そこからぜんぶをやりなおせるとかんじることのこのうえない軽さのうちへ,どちらでもないべつの町の初等教育からたどりはじめた長い日月のはてにたゆたい目ざめた者に,みゃくらくもなくあふれよせる野生の小禽たちのよびかわしがある.(黒田夏子abさんご』[日だまり])

http://www.bungaku.net/wasebun/pdf/yomikurabeabsango.pdf

 今の私にはabさんごがある。選択肢を選ばずとも生きられてしまう、いつか全てが夢になり過去になると信じるためのよすががある。

ダンスの作法

note.com

 これを読んだ。okadadaさんのチャッターアイランドは毎回面白い。先に書いておくが、前半部をほぼ丸ごと引用するので、せっかくならリンク先で全部読むことを推奨する。

okadada 愛っていうのをみんな勘違いしてますよと。まず“愛される”というのは客体の問題やと捉えられてるけど、これがまずひとつの間違いで。あとは“フォーリングラブ”ということ自体も間違ってると。これは愛を外部の問題にしてるんだっていう。

okadada 愛ってのは能動的な愛する能力の問題で、その能力っていうのは鍛えられる、っていう主張なんですよ。で、どうやって鍛えるかっていうと、覚悟しろっていう。

okadada そんなようなことが書いてあるんですよ。踏み込んでいけと。最終的には熱血漢的なね。まぁフロムはそもそも熱血漢的なとこあるけど。相手によって趣味を変える、みたいなことは手慰みでしかない、みたいな。フロムの言い分ですけどね。愛っていうのは、なにかひとつのものになるっていう状態では絶対ないと。独立したふたつのものが結びつくっていう連結と分離の問題で、それは実は大変なことなんですよという。独立してるからこそ揉める。

 愛を"独立したふたつのものが結びつくっていう連結と分離の問題"と捉えたところで感動した。私は自我が薄いので、愛されるということを自我が消えること、消されてしまうこととして捉えてしまうが、愛とはそんなに易しいものではないらしい。たえず生傷を負いながら、それでも相手と少しでも繋がり続けていようと不断の戦いを続けること……それは否定する余地なく"尊い"ものだなと思った。
 ここまでは前置きで、個人的に興味深かったのはこの続きである。

okadada そうそう。そうやし、それは依存の問題になったりする。それがフロムの思う西洋的な愛の本質というか。神学的な愛とは違うぞっていう。それを読んで“せやな”とずっと思ってるんで。クラブにおける“あいまいさ”っていうことをオレがずっと言ってるのはそれですよね。“みんなでいっしょに手を振ろう”っていうのが常態化すると一体化になるわけじゃないですか。でも、それが偶発的に起こるなら、それはオレにとって連結なんじゃないかなって。だからオレは手を振ったり、おなじ動きをするっていうことに関してのよろこびはめっちゃわかるんですけど、なんというか、レジャー化していくわけっすよね。ワダさんの回でモッシュの考え方の話をしたじゃないっすか。まさにあのときシャケちゃんが言ってた“モッシュをしたいって衝動があるからやる”って考え方があるやん。それがオレが考えるクラブとかライブとか音楽的な場所のよさなんすけど。
shakke モッシュが目的化しちゃうと、っていうね。
okadada そうそう。目的化したモッシュはコメディーにしかならないっすよ、オレにとって。でも、それは普通のことやから。それに対して“そんなの本当のモッシュじゃない!”って怒るのはハードなスタイルやなって思うけど。オレはそこまでハードな人間じゃないから。でも、そのかわりそれはめっちゃコメディーやでっていう。
shakke コメディーだってわかったうえで楽しむんだったらいいけどね。

 インターネット音楽がかかるクラブイベントにおいて、EDMやFuture系の音楽、ある種のベースミュージックがかかるとドロップ前で客がキック(あるいはスネア)に合わせて手を叩く。……のだが、「ここに来る人間はみんな手を叩きに来ているのか?」「スネアとキックで盛り上げてドロップでベース、という曲展開を何度も聴かされるとだんだんコントに聞こえてくるな……」という気持ちがどうしてもちらつき、その頻度が閾値を超えると瞬く間に冷めきって全てがばかばかしく感じてしまう。okadadaさんの言う「コメディー」である。そして一旦そう見えてしまうと、もうそこにいるのがいたたまれなくなる。
 私は偶発的な連結をフロアに求める性質であり、そういう意味では「ハード」なのだと思う。それは私が硬派な四つ打ちしかかからないフロアで育ったせいでもあるだろう。シンプルなビートに合わせてでたらめに身体を動かしていて、周りも各人各様に好き勝手に踊っている空間。独立した各人が「踊る」という一点でのみ繋がっていて、作法はてんでばらばら、そういう様にこそ私は「連結」を感じる。

 とはいえ、テンションが持続している限りにおいては、はEDMの作法で踊るのが楽しいのは事実である。一体感と連結の使い分けは大事。

okadada Steve Aokiとかがめっちゃいいのは、もうコメディー性に振り切っていくじゃないですか。だから見てても全然イヤじゃない。“LMFAOっていいよね”って一貫して言ってるのも……
shakke バカバカしさを前提にしてるからね。
okadada そうなんですよ。はじめっからバカバカしさを前提にしてる。人生においてパーティーと金がいちばん好きっていう状態はバカバカしい、だからいいんやっていうね。

買ったもの

  • 『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』
  • 『私の百合はお仕事です! 8』

良いツイート

聴いたもの

STR4TA - Aspects

 Glies Petersonの新プロジェクト。70’sブリットファンクと80'sフュージョンへの愛をそのまま形にしたようなプロジェクトで、とにかく風通しがよく気持ちがいい。ブリットファンクの特徴は、当時のディスコミュージックを洗練させた、良くも悪くも線が細い音である。対してフュージョンは逆に、ロックの野暮ったさというか芋っぽさというか、垢ぬけ切らないところにノスタルジックな魅力があるのだが、このアルバムはその両面、洗練と野暮を同時に実現するというアクロバットをやってのけていて、その塩梅の上手さが聴きどころといえる。

読んだもの

anond.hatelabo.jp

note.com

7/8

できたこと

  • 早起き
  • ラジオ体操
  • 体操
  • ランニング

雑感

眠気

 一日ずっと眠かった。明らかに睡眠が足りていなくて、朝の電車で降りる駅を寝過ごして出社が遅刻ぎりぎりになった。ちゃんと睡眠を取りましょう。

ランニング

 関東と比べると北は各段に冷えており、日没が近くなると外気温が20度を切る。半袖にジャージでランニングに出ると風と外気温で瞬く間に体温が奪われてしまうため、まずは体温を上げることが走る目的になる。しかし、いったん走り出すと発汗が始まり、今度は気化熱が体温を奪い始める。そのため今度は気化熱に体温を奪い去られるまでの時間と戦うことになる。とても、今生きている、という感じがする。

七夕

 そういえば昨日は七夕だった。いまいち実感がないのは、そもそも北海道の七夕は一か月先の8/7であるからだ。短冊に何かを願うこともないだろうという気がする。思いつくような願いというのはお金があればだいたい全部叶ってしまうから。つまらないというのかもしれないが、叶わない夢を見始めると瞬く間に願いが無限大に膨らみ精神がガタガタになることはもうわかっている。

良いツイート

聴いたもの

星川サラ&樋口楓 -メンタルチェンソー(cover)

 星川サラさんと樋口楓さん、公称でろさらのかいりきアカバー。星川サラさんはその声の可愛さ、音楽的パーツとしての優秀さを自覚していることがコーラスワークから伺えるし、樋口楓さんは自分のスタイルを確立したパワフルな歌声で楽曲にユーモアを持ち込んでいる(かいりきベアの楽曲の精神性を考えれば、樋口楓さんの音楽的役割は違和感を持ち込むことだと思うがいかがか)。

IGLOOVY - サック

 天縫七里なる人物のデビューシングル。シティポップ・ローファイヒップホップに連なる音楽性であるが、その土台には90'sR&B由来であろう跳ねたリズムやファンキーさがあり、流行に乗りつつも一味違う音楽を作るぞという気合いが感じられる。

ヨミ- DADA(cover)

 VESPERBELLの声が低くてライブパフォーマンスが異常に熟練している方ことヨミさんによるRADWIMPSカバー。野田洋次郎に寄せたであろう、日頃の歌声よりもどこか反抗期の少年めいた歌唱がRADWIMPSの音楽性にマッチしていてとてもいい。ヨミさんの魅力はもちろんそのハスキーボイスとブレない体力であるが、そのハスキーさのままフレーズの合間に挟まれる獣のように鋭いブレスにもあるなと思った。これからもアニソンから離れた楽曲もたくさん歌ってほしい。リンキンが好きならBreaking The Habitとか。

にじさんじJK組 - 三原色

 にじさんじ一期生三人によるYOASOBI新曲のカバー。楽曲自体への言及になってしまうが、日本のトップチャートを独占するヒットメーカーの新曲がダンスホールのビートだというのはとてもすごいことだ。
 月ノ美兎さんと樋口楓さんはそれぞれに個性的な声とパフォーマンスであるが、ここでは方々の方向に飛んでいこうとする二人を静凛さんのニュートラルな歌唱が紐帯のように纏めていて、三人が三人であることの意味、あるいは三人で三人でいられる理由をパフォーマンスの中で答え合わせしているようで、とてもいいなと思った。

しばらくインターネット音楽から離れていた分を取りかえそうと一気に聴いたのだが、書いていたらキリがない。期待していたいくつかのカバーが微妙だったのが残念だった。

読んだもの

今日は何もなし。

7/7

できたこと

  • 早起き
  • ラジオ体操
  • ランニング
  • ヘッドホンの修理依頼

雑感

ヘッドホンの崩壊

 ヘッドホンが頓死した。もう数年前から耳当てが壊れ始めていて、本体に装着するプラスチックの枠と耳に当たるクッションの部分の間の縫い目が綻んでいたのだが、今日首にかけて自室から居間に出たところその綻びが限界を迎えて突然ぽろっと落ちてしまった。
 困ったことに私の愛機(Sennheiserのmomentum初代モデル)は完全に生産が終了しており、どこをどう調べても耳当ての在庫も見つからない。そういうわけでヘッドホンはとりあえず修理に出した。

 TLに泣きついたところ親切な方々がおすすめのヘッドホンを教えてくれたので以下にまとめておく。

Shure SRH1840BK

https://www.yodobashi.com/product/100000001005868487/?gad1=&gad2=g&gad3=&gad4=452573203341&gad5=10961877313078311991&gad6=&gclid=CjwKCAjwoZWHBhBgEiwAiMN66fvRuDCd3OT1BulP8BHi1n0L7x2g9xvz6M496l3eWTYp9DXjlxjuwxoCRbkQAvD_BwE&xfr=pla

評:”オープン型・モニターライク・音の分離が良い・アンプ不要”。アンプ要らずで3.5mmの端子で良い音が出るというのは良さそう。何ならアンプもどきは家にあるのでもっと良い音が出るかもわからん。

SENNHEISER HD650

www.soundhouse.co.jp

評:"中低域が非常にきれいで空間表現も得意"。価格帯的にmomentumと同じくらいでよりよい出力が期待できそう。
 基本的に6.3mmのプラグで、そこに3.5mm変換ケーブルを繋ぐという形を取るらしいので、これを買うならウォークマンもハイエンド機に新調する必要がある。

SONY MDR-1AM2

Amazon.co.jp: ソニー ヘッドホン MDR-1AM2 S : ハイレゾ 密閉型 折りたたみ式 ケーブル着脱式/バランス接続 Φ4.4ケーブル同梱 リモコン/マイク付き 2018年 360 Reality Audio認定モデル シルバー MDR-1AM2 S : 家電&カメラ

評:"SONYの普及機。低域が弾む感じのわかりやすい「イイ音」。"

Audio-Technica ATH-MSR7b

https://www.amazon.co.jp/Audio-Technica-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E5%AF%86%E9%96%89%E5%9E%8B%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%89audio-technica-ATH-MSR7B-BK/dp/B07HJZ4SG2

評:"オーテクの普及機。オールラウンダー。悪く言えば特徴がない。"

audio-technica ATH-M50x

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB-audio-technica-ATH-M50X-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%B3-ATH-M50x/dp/B00HVLUR86

評:"アメリカ人が大好きなヘッドホン。スタジオレコーディングの時にみんながつけてるやつ。ドがつくほどフラット。"

beyerdynamic DT990PRO

https://www.amazon.co.jp/beyerdynamic-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E5%9E%8B%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%B3-990-PRO-%E3%80%90%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%BC%B8%E5%85%A5%E5%93%81%E3%80%91/dp/B0011UB9CQ

低音重視のヘッドホン。

iFi-Audio ハイレゾ対応ヘッドホンアンプ ZEN-DAC

https://www.amazon.co.jp/dp/B07YZK5MDS/ref=cm_sw_r_tw_dp_1TZ22HT2EY4E9PAZ318W

 下三つを勧めてくれた方のお勧めは、低価格帯のヘッドホンを買い、差額でアンプに投資するというもの。このアンプは4.4mmのジャックがありパワフルな出力が期待できるとのこと。確かに最近はスピーカーでもよく音楽をかけているので、そこをブーストするという点でもアンプを買うというのはいい手で、なるほどなと思った。するとスピーカーへの出力も4.4mm to 赤白のケーブルで繋ぐ必要が出てくる。

 勧めてくれた皆さんありがとうございます。かなりアンプを買うという提案に心が揺れているのですが、ハイエンドを欲しがる癖でアンプ+高価格帯ヘッドホンを買ってしまいそう……しかし4.4mm

良いツイート

聴いたもの

RAW - RAW Summer Hits II | Special Edits

 RAWなるレーベル(コレクティブ?)のブートレグコンピレーション。聴いてるとLil Texasとか暴れモードに入ったワイパさんが拳を振りかざす様が脳裏をよぎる、とにかくゴリゴリのエディットが24曲入っている。こう説明してもあまり伝わらないと思うが、最後の曲のタイトルが「Feuer Frei! (190BPM Edit)」だと言えば伝わるだろうか。190BPMという文字で喜ぶ人間は一定数おり、その集団が暴れるための音楽。

読んだもの

storialaw.jp