雑記

__blurry_のおぼえがき

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できたこと

  • 水回りの掃除
  • 洗濯
  • 皿洗い
  • 炊飯器のセット

雑感

寝正月

 今日からシャキッと過ごそうと思っていたのだが、蓋を開けてみれば家事をした以外はだらだらと配信を見て過ごしていた。FRUEがやっていたのが悪い。SQLの勉強については問題を解いてはいるし、正解率も8割くらいはあるものの、解説を読んだら自分の解き方と全然違うことが書いてあって、いまいち前進した感じがしない。それでも今年は毎日ちょっとずつやりたいと思っている。
 これからスーパーに買い物に行って食材を買う。トースターを買ったのでパンとピザソースとチーズを朝食にするのもありかと思う。

聴いたもの

結束バンド - 結束バンド

 年末には聴いてたんだけど、何か書いておきたいなと思ったので。
 このアルバムに通底しているのはボーカリゼーションによるロックサウンドの異化である。KANA-BOONだったりアジカンだったりいろんなバンドが楽曲を提供しているわけだが、それら楽曲を本家バンドが演奏して歌ったとして、おそらくこのアルバムと同じ魅力を出すことはできないだろう。喜多郁代というアニメキャラクターをエミュレートした歌唱、リアリティの前に一枚フィルターを噛ませたようなある種演劇的な歌唱が、ロックサウンドを相対化することによって生じるリアリティからの浮遊感がこのアルバムに特有の魅力を生み出している。
 そういう意味ではこのアルバムの中で一番すごいのは「なにが悪い」だと思う。北澤ゆうほの突き抜けて爽やかな音楽性と伊地知虹夏のパーソナリティが化学反応を起こし、奇跡的に愛らしい楽曲に仕上がっている。この楽曲は明らかに「邦ロックあるある」サウンドから逸脱している(というか北澤ゆうほの楽曲としても指折りにクオリティが高い)し、かといってアニソンに寄っているわけでもない。聴くたびに驚く。
 好きな楽曲は「青春コンプレックス」「Distortion!!」「あのバンド」、それから「なにが悪い」以降は全部。特に「フラッシュバッカー」は邦シューゲイザーとしても完璧なサウンドメイキングと音響を持つ名曲だと思う。残りの曲はそんなでもなかった。

追記:「名盤」というもてはやされ方をされているのが目につくが、全曲クオリティが高いということはないし言い過ぎだなと思っていたら普通に人と意見が対立した。その感性は尊重するし否定しに行くつもりはないが、私は違う馬に賭けている。

山下達郎 - FOR YOU

 サブスクも動画もないのでサメの歌枠でも貼っておく。このアルバムの曲でもないが……。

 もはや万人が知っている名盤。私はまず踊れるかどうか判断しながら聴いていたのだが、意外と全然そうでもないというか、そもそもゴスペルやソウルの参照が多く、そもそも"シティポップ"の括りに収められるアルバムでもないなと思った。やはり「Sparkle」「Loveland, Island」の二曲の印象が強すぎるのだろう。父親曰く次作"Melodies"がおすすめとのことなので次はそれを聴く。
 そういうわけで踊るには不向きのアルバムであるが、このアルバムは帯文が凄まじく強い。

あの夏、街で海で山でこの音が流れない日はなかった。

www.hmv.co.jp

 これを読んでいるのとそうでないのでは聴き方がまるで異なってくる。"踊れるシティポップの名盤"ではなく、"あの夏のサウンドトラック"としてノスタルジックに聴いてみると、確かに全ての曲が"あの夏"の断片としてきらめきを放っているのが感じられる。山下達郎にとっては踊ること、グルーヴに身を委ねることは"夏"のほんの一部でしかない。山下達郎がシティポップムーブメントに興味を示さないのも当然だなと思った。
 その見方で行った時に面白いのは"Hey Reporter!"。これはアルバムの中でも異彩を放つ蒸し暑いファンクチューンで、70年代的サウンドなのに全体的にリバーブが過剰でスタジオ的な80年代的音響を纏っているのが独特な味わいがあって面白い。

山下達郎 - RIDE ON TIME

 これは同名アルバムでなく単曲のシングル。アルバムを買うのはまた今度でいいやと欲しい曲だけ買ったのだが、インストがついてきたのがとても嬉しい。改めて聴くとイントロのピアノの衝撃はとんでもないし、さりげなくカリンバみたいな音が入っているのも意味不明で(だけどばっちりとハマっていて)面白い。