雑記

__blurry_のおぼえがき

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できたこと

  • 美容室に行く
  • 映画を見る
  • 買い物に行く
  • 料理をする
  • 明日の分の料理をする
  • 皿を洗う
  • 炊飯器をセットする

雑感

昨日

 金曜日の夜に後輩が家に来た。私が残業している間後輩はスマブラをつけてトレモしたり、あるいはソファに寝転がって私のファミリー(ぬいぐるみたち)に埋もれて幸せそうにしたりしていた。この家に来る人はみんなどむぞうくんを見るとまず鼻を掴んで持ち上げるので、ようやく親ぬいぐるみ派の人を見つけられてとても嬉しい。今後は優先的に呼ぼうと思う。
 夕飯にはカレーを食べ、お腹も膨らんだところでスマブラの対戦を始めた。とはいえ後輩は私の家に来るときだけ、たいして私はほぼ毎日やっていたわけで、かつては伯仲していた実力も気が付けば大きく開いていた。読み合いが一通り回ったところで私が圧勝するようになり、アマプラの時間と相成った。
 『インターステラー』を観た。荒廃の一途を辿る地球から人類総出で脱出するべく、主人公は娘と息子に別れを告げて外宇宙へと移住先を探すミッションに参加する……という話なのだが、テーマはシンプルなのにディテールが凄まじく凝っていて見たことのない映像が次から次へと現れてくる。ユーモラスで形状も可愛い人工知能のTARS、重力が強いため相対性理論により時間の流れが歪み、そこでの一時間が外での七年に相当する惑星ミラー、ゲームのデバッグモードのような五次元空間が特に好きだった。ネタバレになるので詳細は伏すが、終盤の不完全なドッキングの様子が繰り返し写されるシーンはキューブリックっぽい。
 終わってからはまたスマブラ。キャラを変えステージを変え、気が付いたころには朝の七時だった。そこで精魂尽き果てたので宴は解散。後輩は帰り、私は布団に入った。
 起きたら16時半だった。16時半?
 こんな時間に起きたのは本当に初めてだったのでしばらくは現実を受け入れられず、時計の故障ということにしていたのだが、30分経って時計が「17:00」を表示したところでさすがに諦めた。お吸い物を作りMPだけ軽く回復させて、適当なご飯を食べ、お皿を洗ってさっさと寝た。眠れなかったけれど。

今日

 都市伝説に怯えて眠れない、という悪夢を見て完全に寝不足だった。寝ぼけつつ用意を済ませて美容室に行き髪を切った。

 実家がその近くなのでついでに寄り、軽く近況報告をしつつ昼食をごちそうになった。母親作の豚汁を食べたが、確実に私の作ったものの方がおいしいなと思った。

 それから映画を観に行った。『ユンヒへ』は気になっていた映画だったが、あんまりぴんと来なかった。感想は下部で。

『ユンヒへ』

 好意的な感想は書かない。ストーリーに入る前に画面と音に弾かれてしまったからだ。

 作中では「雪はいつ止むのかしら」というセリフが反復されるのだが、これがどうもよくわからない。物凄い雪の中で除雪している時に、「いつ止むのかしら」という言葉は出てこない。止むことなく雪は降り続けると分かっていても、今はとにかく目の前に積もっている雪をどかすしかない、という不毛な繰り返しへの諦観が自分の体感であって、いつか止むだろうというものではない。止んだところで次の雪がすぐに降るのだし。
 それから小樽の情景にも響くものがなかった。なんというか、小樽である理由が感じられない。陸別でも帯広でもいいような景色が多く、小樽を特徴づける運河や石狩湾がほとんど出てこないか、出てきても薄味にさらっと流されているのが不思議だった。小樽映画を期待して行ったのでそこは残念。
 音楽はたぶん影響元の雰囲気を継承しているとかなのだろう。どうも個人の内面に一切踏み込まない、観客の感情を誘導するための音、という意図が前景化していて、抵抗感で全然入り込めなかった。
 そういうわけで一番好きだったのはバーのシーン。この作品で一番緊張した。

 時間が時間なので今日はここまで。