雑記

__blurry_のおぼえがき

10/24

できたこと

  • CDラックの中身の一部を段ボールに詰める
  • 基本情報の試験を受ける

雑感

基本情報の試験に落ちる

 落ちた。まあ毎週のように家族の用事なり何なりで駆り出されていたし、そうやって日々をあいまいに過ごした結果なので特段文句もない。土日のどちらか一日を勉強しつつ読書しつつ……という風に過ごすのも悪くないと感じているので、来春の試験に備えて勉強を継続したい。

 Ye系の店舗が増えたのをこの前知ったので久々に食べに行った。おいしい。

雪虫

 外を歩いていたら小さな白いものが至近距離にちらつき、何かと確かめる前に目に飛び込んできて、雪虫だった。

 もう雪が降るらしい。まだ気温はそこまで下がっていないので、まあ二週間後、良ければ三週間もつだろうか……という読みでいる。とりあえず自分の引っ越しが終わるまでは降らないでほしい。できれば机の設営が終わってから。それなら降ってもいい。個人的にはそこまで雪が嫌いなわけでもないし。

 試験の帰り、最寄り駅で降りて駐輪場に向かって歩いているとき、「引っ越しが終わったら、二度とこの駅のこの風景を見ることはなくなる」ということに気がつき、つい夕暮れ時の駅前で立ち止まってぼんやりと見慣れた風景を眺めていた。大した景色ではないし、さして活気があるとも言えない土地である。しかしそれでも15年近くの間、高校に行くのも大学に行くのも遊びに行くのもバイトに行くのも、雨の日も雪の日も、何をするにも必ずここまで来て駅前の光景を見るともなく流しながら電車に乗ったもので、その習慣が今後一切途絶える、あるいは見慣れた日常の景色でなくなる、というのは妙な感じがした。

 地元、と呼ぶのにちょうどいい寂れ方だった。結局私はちょっと寂れた、ちょっとひとけのないような、そういう土地が本当に好きらしい。生まれ育った帯広であれば旅行で行くこともあるだろう。しかしこの最寄り駅には本当に用がない。立ち寄る用事を作ることすら難しい。そこ以外選択の余地がないから好きだった、という形の愛着なのであって、一度離れれば戻ることはもう考えないだろう。使い続けてぼろきれになったブランケットを捨てるような感慨があった。私はそういうブランケットを捨てていないし、それどころか未だに使い続けているが。

良いツイート

 お大事に。

 最近になってYouTube PremiumでApple税を払っていたことに気がついた。

 Teno Afrikaが来日しているらしい。私も行きたかった。

 そんなことあるんだ。

 これは何?

 スマブラの音楽はかっこいいことが知られている。今作のメインテーマは本当に熱い。

 青雲 それは君が見た光 僕が見た希望

聴いたもの

Mouse On Mars - Idiology

 ドイツの電子音楽デュオMouse On Marsの2001年作。数年前に帰省した際、変なCDショップで買った作品で、当時は聴いても全然意味が分からず、そのままラックの奥の方にしまっておしまいだったのだが、引っ越し作業に際して発掘され、エクスペリメンタルへの耐性も多少ついたところで……と改めて聴き直す運びとなった。

 かなり面白い。黒いゴムのような取っ掛かりの見出しにくい質感が強烈に前に出てくるのだが、肉感的なファンクのリズムが足元をがっちりと支え、こちらの身体に訴えかけてくるため、聴きづらいという印象はあまりない。ストリングスや管楽器などの導入もあって、身体性やカットアップの方面に逸脱したエレクトロニカとして聴くと収まりがいい感じがする。かっこいい作品かはこの時点では判定できないのだが、ついつい何度も聴きたくなるような魅力を備えたアルバム。

V.A. - Ram Records 15X15

 現役ドラムンベース作家Andy CとAnt Milesが主催するレーベルRAM Recordsの、15周年コンピレーション。これがリリースされたのが2007年なので来年には30周年という節目になる。

 サイバーなテイストのドラムンベースが並ぶが、ハイライトはなんといっても"Sound In Motion"。レーベルを運営する二人がOrigin Unknown名義でリリースした傑作で、ベースとビートのみというミニマルな構成ながら凄まじくかっこいい。これをリアルタイムでフロアで浴びていたであろう人々が羨ましい。というか今かけても全然現役で鳴りそうな気がする。

読んだもの

『手の変幻』を少し読み進めた。特に感想はなし。

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finders.me

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ときときチャンネル#1【宇宙飲んでみた】

 宮澤伊織先生による傑作配信者百合SF。10/29に続編が出るので再読。

 これはもう当て書きというか、配信者とその家に同棲していた社会の女そのもので、口調から言葉選びからキャラクターの外見から、あからさまに二人の像が立ち上がってくる。本当にこんなことしてよかったのか?という気持ちになるくらい。

 さくら→未貴の「あなたを理解したいのにそうできない」という強烈なもどかしさが、未貴の確かな知力に根ざした内省に陥らない言葉によってあっけらかんとした穏やかな着地を見せるシーンは、現実の生活を営む実在二者、という、V以後のパラダイムらしくて何度読んでも新鮮な味がする。本家本元の関係性がほとんど途絶えてしまった現在に、宮澤先生がどういったものを書くのかがとても楽しみ。