できたこと
- 皿洗い
- 炊飯器のセット
- 買い物
雑感
遠音
五日ぶりの日記となるらしい……と思ったが、五日前の日記は書きかけのままVisual Studio Codeで眠っていた。書きあがった部分まで読んでみると、どうも友情の力にも恋愛の力にも馴染めない身として、これら既に確立された力に拠らない何かを求めていたらしい。たぶん『鬱ごはん』みたいなフィクションが一番肌に合うんだろうな、と他人事のように思った。
過去の日記に綴られた切実な思いを読み返しても、微塵も当時の切実さがよみがえってこないことに驚いている。その当時にテキストに起こすほど燻っていたものも、今読み返せば遠い叫びである。過去の自分は今の自分ではなく、書き出されて自分の頭を離れた思考も、当然ながら今の自分の思考ではない。どうもこのあたりは自分の関心領域に近いなと感じる。
開拓
蔓延防止措置が解除されて久しく、雪も解けてすっかり春めいてきたということで近場のお店を開拓することにした。昨日は蕎麦を食べ、今日はラーメン屋に行った。どちらも合格点というか、「食べたいな」と思った時に行って欲求を満たすくらいには充分、という感じ。別格においしいとか、その店である必然性は特にないにせよ。喫茶店にもいくつか見当をつけているので、また来週にでも行ってみようと思う。
Flooded
このところBandcampのリリース量がおかしい。寝る前にメールに全て目を通したはずなのに、朝起きて端末を開いたら70件近く溜まっていたりする。メッセージとかグッズの通知もあるのでそれらを一旦除けておいても、それでも一晩で40件近いリリースがあったりする。こんなのが続くのでは到底やってられない。
原因はだいたいの場合Bandcamp Fridayである。Bandcamp Fridayではプラットフォーム手数料が引かれず、ユーザーが作品に支払った全額がアーティストのもとに届く。初めは良い試みだと思っていたが、次第にその負の面が見えてくるようになった。みんなその日にリリースするのである。
それはまあそうなるだろうと思う。みんな少しでも多くのお金を手にしたいのだから。手数料の引かれない日にリリース日を合わせることで、最大のアテンションが得られる時間に最大の利益が出る。Bandcampとしても最大手のインディープラットフォームとしての名が上がるし、これを機に更なるアーティストたちのBandcampへの参入が見込める。Win-Winである。普段一か月で受け取る量のアナウンスを一日で浴びせられるユーザーを除けば。
別にBandcampに文句はないし、この試みをやめろとも言わない。しかし私の音楽鑑賞生活のリズムは明らかに崩壊している。Bandcamp Fridayでは通常のリリースに加えて過去作品のリイシューもあるから、その日のリリースを一か月かけて崩していけば次の開催までに間に合うということは起こらない。結果として常に着手できていない音源の数が際限なく膨らんでいく。結論は特になく、困ったな、と思う。
王
エルデの王になった。長かった……。
やはりラスボス、というかラダゴンが嫌すぎた。私はエルデンリングをやっているのに、こいつはどうも私にダークソウルを強いてくる感じがある。ここで遺灰を使うと次の戦いは遺灰の体力が半分近くの状態で始めなければならないが、遺灰なしではディレイと回復狩りがだるすぎる。理不尽なボスデザインに理不尽な火力と袋叩きで立ち向かうのがエルデンリングだと理解して戦ってきた身にはしんどいジレンマだった。
マレニアは三回くらいやったら片付いてしまった。遺灰と一緒に猟犬の長牙でひたすらひるませて血を噴かせ続けるだけのゲーム。水鳥乱舞なる即死技とエオニアの花が全部遺灰に向かっていったのが勝因。モーグも初見で終了。ラスボスが嫌すぎてレベルを上げまくった結果、想定レベルを遥かに上回ってしまったものらしい。後から調べたら血の呪縛が催眠音声と言われていて笑ってしまった。確かに。
聴いたもの
Don Ray - Got To Have Nothing (Mighty Mouse Dub Edit)
70年代のディスコバンドDon Rayのアンセムのエディット。華やかなブラスとストリングスによる強烈なアクセント付きのユニゾンが否が応でもこちらを昂らせてくる。
これは私がいつかのフロアで浴びて一心不乱に踊り狂った曲である。shazamなんて無粋な真似をしている暇はないと、音楽に全てを委ねて踊っていた時間が頭に蘇ってくる。次は私がこれをかけて同じ興奮を人に継承する番だろうか。