できたこと
- ランニング
雑感
昨日は下記の理由で書けなかったので二日分。
音楽リスナーのDream Theater通過率
職場の先輩と音楽について語る機会があったのだが、先輩の端末に入っているアーティスト群の中にDream Theaterを見つけて話を振ったところ大いに盛り上がった。先輩のプレイリストに入っていたのは「When Dream and Day Unite」「Awake」「Octavarium」「A Dramatic Turn of Events」の四作で、選び方が本物のファンだった。メンバーの名前も当たり前のように全員言えるしLiquid Tension Experimentも聞いており、トニー・レヴィンがクリムゾン出身であることも知っていた。音楽リスナーが誰しも一回はDream Theaterを通るのは一体何なんだろう。
海とドライブ
— 栞にフィットする角 (@__Blurry_) 2021年7月16日
ZOOM飲み会でZOM ZOMしてさあ日記書くか〜と思ったら突如先輩から呼び出され、海におります。
— 栞にフィットする角 (@__Blurry_) 2021年7月16日
トランスミッターでガサガサの音質になったシル・ヴ・プレジデントや夜に駆けるを歌うなどの真のエクスペリエンスをやっています。
— 栞にフィットする角 (@__Blurry_) 2021年7月16日
人から突如呼び出されてばかみたいに騒ぐ経験は本当に心を健康にしてくれる。ついでにまた会う約束が出来たのでよかった。
陰謀論
母親が陰謀論者なのだけれど、どうやら陰謀論者が陰謀を主張する目的は、間違った情報を流布し人々を洗脳するメディア、つまり世界と戦うため、ではない、ということに気が付いた。
我が家の陰謀論者がやりたいことというのは「ふつう」に対するカウンターであり、テレビという"垂れ流し"の情報を受け入れることに安住している人々に対してマウントを仕掛けること、であり、同じことがしたい人々と仲良くすることであるらしい。
母親は話が通じない。驚くほどコミュニケーションの作法を知らない。向こうからすれば私と考え方が違いすぎるというのだから、永遠に意思の疎通が取れる日は来ないだろう。そこで母親は陰謀論によるマウントに出会った。
昔から何でもかんでも私の成果を自分の手柄にしたがる(私の成績向上、高校・大学合格)人だった。私が大学院に進学して以降、手柄にできるネタが尽き、過去のネタを擦るのも父親に窘められるようになった。そこでインターネットをさまよっているうちに母親は陰謀論を見つけ出し、そこで"世界の真実"に目覚めたらしいのだが、のめり込むまでは本当に早かった。気が付いた時にはロスチャイルド家、フリーメイソンというお決まりのフレーズを身に着け、大学の医学教育を全て嘘だと一蹴した。高校→大学という"正当な"進学をしたこと自体を国家ぐるみの洗脳というオルタナティブをもって否定することで、私に対する優位を取り返そうとしているように私には見えた。
今の母親にとって、私は成功作なのだろうか。他人に自慢するに足る、自尊心を満たすに足る器になれているだろうか。しかし学校教育を否定するのなら、母親はコミュニティの中では洗脳教育の中に子供を送り込んだ愚か者ということにはならないのだろうか。答えがどうあれ、そう気が付いてしまったからには私がもう母親を愛することはなく、ただ私たちにとって私たちはお互いにおもちゃでしかない。
何者かになる/ならないということ
昔私は物書きだった。というのは単に「SS書き」という言葉が肌に合わないからそう自称していただけだが、魔法少女まどか☆マギカの佐倉杏子が大好きで、佐倉杏子さんにとっての最上の救いを、苦痛の日々を、文字に起こすことに躍起になっていた。それは当時16か17歳だった私の「何者かになりたい」という衝動の表れでもあったように思う。
しかしそれも2年で行き詰まった。思うように書けなかったし、そもそも自分の文章を読み返すたびに自己嫌悪で胸がいっぱいになった。自分が一行書くごとに他人と比べてはなんと退屈で幼稚な文章だろうと苦しかった。
とはいえ、書かなくても私を受け入れてくれるコミュニティはあった。当時所属していたコミュニティと今のコミュニティは質が違って、むしろ共通点も何もなく、ただ何となく繋がっているだけの界隈だったので、むしろキャラクターにたいして思いつめたり、物を書いているということは異端でもあった。そうやって私はコミュニティになずみ、そのうち筆を手放した。
自分の文章が嫌いならば、筆を捨てたならば、どうして日記など書いているのか……という問いに対しては、「何者にならなくてももういいか」と割り切れたことが答えとなる。二十歳を過ぎ、大学を院まで修了して、ついに私は就職してしまった。その過程で16歳当時の切実な感情など全て擦り切れてしまったし、自分の成果物を見て自己嫌悪をやるのもいい加減飽きてしまった。
いい加減現実を見ろよ、少年……というセリフは様々なフィクションにおいて登場するが、この年まで生きればさすがにある程度は見積もりというものが出来るようになってくる。自分の文章が下手なことにも、ありのままの自分は本当に何者でもないことにも諦めがつくが、下手でも文を書いていい、書きたいときに気ままに書けばいいという緩やかに前向きな気持ちにもなれる。いつかまたフィクションを書きたいと思った時、言葉を頭から引き出すための準備として、私はこうやって日記を書いている。
これを日記に書くかどうかもずいぶん迷った。しかし「何者にもならない」というずっと考えていたことについて、テーリ・テムリッツが"アンビカミング"という言葉を使って語っていたのを読み、別に「何者か」であり続ける努力をしなくてもいいのだ、という気持ちになり、こうして長文にしたためることを決めた。もっともテーリが語っていることは、私の思春期的な葛藤などではなく、移民、トランスジェンダーのアイデンティティという現実的に切実なトピックであるが……。
そのような “それまでの自分のあり方を取り壊していく” =アンビカミングのプロセスこそが、私がより権威を持って語れることであり、より正確でより有益な情報となるのと思います。概して私は、「何かになる」ことよりも「規定されたあり方を壊す」ことの過程について語るほうが有益だと思っています。これは、私がアメリカに住んでいたときからの考え方だと思うのですが、私のクィアで非本質主義的なトランスジェンダリズムの観点からも言えることで、単一性(シンギュラリティ)のカミングアウトを指針とすることや、AからBへ移行することではなかったのです。私はいつも、痛みを伴う社会化のシステムに結びついたものや、離れたいと思っているものからどうやって距離を置くか、ということに興味を持ってきました。何か他のものに合わせるのではなく。
人間あるあるだとは思うんですが、二十歳前後くらいまでは、自分にsuperpowerがあってほしいと願うんだけど、それはだんだん、「世界を救う」からスケールダウンして「君を救う」を経て、結局は「自分のことは自分でなんとかする」まで縮小し、落ちつくんですよね、たぶん
— κねこせん (@necocen) 2021年7月16日
良いツイート
新江ノ島水族館とコラボ!
— YOU+MORE! (@youmore_tw) 2021年7月16日
タカアシガニの脱皮ぬいぐるみ🦀
ーー硬い甲羅の中から、ひとまわり大きなカニが出てくる。あの感動と興奮を、何度でもお手元で味わうことができる商品です。
脱皮後の殻はポーチとしても使えるので便利。
▼詳しくはhttps://t.co/ev4D5kV5pp pic.twitter.com/oW7SXmHkI0
珍しい個体なのでぜひ撮ってくださいって言われた六芒星のヒトデちゃん pic.twitter.com/V1kK9wopYp
— コナミン (@cyano_powder) 2021年7月16日
— コウイカの赤ちゃん (@golem_inc) 2021年7月17日
Because I'm happyyyy~~~~🎶🦊🦊🎶 (me & @Choobiepatootie ) pic.twitter.com/Lo2ucG1PDg
— RYUKKO (@mokkori_MKR) 2020年3月23日
このDJガンジーの画像好きすぎる pic.twitter.com/kgBiR0VfzA
— 本日のごはん (@taraohamada3sai) 2021年7月15日
ドッグランで、さあ今日は一緒にいっぱい走ろうねえ!と元気いっぱいに駆け出した俺をベンチにゆったりと座った愛犬が親のような優しい目で見守ってた。
— 人間池畑と愛犬たび(3歳5ヶ月) (@dot_kyomu) 2021年7月15日
🧠脳みそくんからのお願い🧠
— 映画『サイコ・ゴアマン』7.30より全国順次公開🧠 (@pgjp2021) 2021年7月15日
ハロー、脳みそくんだよ。
皆にお願いがあるんだけど……
よかったら『サイコ・ゴアマン』のFilmarksページの+マークのボタンを押してもらえると、とってもうれしいよ。
一度でいいから…トレンド上位ってものを味わってみたいんだ…。
(((🧠)))https://t.co/WRYC45Y4zq pic.twitter.com/iGDhme1PaE
— パペットスンスン (@puppet_sunsun) 2021年7月16日
【浮遊】東京都渋谷区の空に巨大な人の顔https://t.co/T5dkaetjdu
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年7月16日
東京五輪に合わせて東京都などが主催し、現代アートチームが企画したプロジェクト。メンバーが中学生の頃に見た夢をヒントにしており、顔は公募で選ばれた実在の人物のものだという。 pic.twitter.com/2sT7VbTDbS
おい、DTMer!!!聞いてるか!!!! pic.twitter.com/jrQ3jJ8ZS1
— Saltless/そるとれす (@Saltless132) 2021年7月15日
星(Original mix)[feat.オノマトペ大臣] pic.twitter.com/1LGjzS0uy2
— 居留守 (@kaso_ku_) 2021年7月15日
水鳥温室ではトキたちにエサをあげることができます。
— 松江フォーゲルパーク (@matsuevogelpark) 2021年7月14日
細長く伸びたくちばしに、つつかれるのではないかと怖がられることもありますが、器用に一粒ずつお箸でつまむように食べてくれます。
そして、あっという間に完食です。#トキ #ショウジョウトキ #松江フォーゲルパーク pic.twitter.com/0Lmo2sLYsg
これより大きな情報を知覚したくないです pic.twitter.com/2eBnnlu0zt
— 埼玉大学お嬢様部 (@SUojousama) 2021年7月14日
— 🍙 (@1gho) 2021年7月16日
聴いたもの
泉こなた(CV:平野綾)、柊かがみ(CV:加藤英美里)、柊つかさ(CV:福原香織)、高良みゆき(CV:遠藤綾) - もってけ!セーラーふく
タイムラインで「高速ファンク」として言及されていたのを見て懐かしくなり聴いてみたところ、音楽的な発見がいくつかあったので記録しておく。
- Aメロ・Bメロはテクノ、サビはUKロック……という記述をどこかで読んだ覚えがあったのだが、BSの番組らしい。
BS熱中夜話「アニメソング」第2夜によるとファンク+テクノ+ブリティッシュ・ロックをベースに制作されたとのことで、オーダーを受けた際には「ラップ」「BPM150」「ありがちでない曲」だったそう。
- 微妙にこもったような音質かつ手の込んだリズムを刻むドラムや、Aメロ前のほとんど不協和音を多重に重ねたホーンセクションに聞き覚えがあったのだが、これはおそらくThe Brecker Brothersの"Heavy Metal Be-Bop"だろう。特にSome Skunk Funkのフレーズはかなり近しいものを感じる。アシッド/トランスとフュージョンとUKロックを組み合わせようという発想がおかしい。
- サビの「もっていけ! 最後に笑っちゃうのはあたしのはず」の「はず」のAの音はバックトラックのBのコードと半音で衝突して明らかに不協和音を生じている。しかしその違和感を抱えたまま次の「セーラーふくだからです←結論」のフレーズに遷移すると、「結論」のAの音とバックトラックのFのコードが綺麗に調和しており、リスナーの緊張感が解放される。8小節の中に起承転結があり、かつインディー的な「電波ソング」な雰囲気も内包した凄いメロディ。
月ノ美兎 - ウラノミト
委員長の新曲から先行公開曲。特に意図したわけではないが、もってけ!セーラーふくと同じく作曲はMONACAメンバーで楽曲コンセプトも同じくフュージョン。The Brecker Brothersが70年代的な、代表作のタイトルにある通りまさにビバップ寄りのフュージョン(クロスオーバー)だとすれば、こちらはスタジオミュージシャンたちが80年代という潤沢な予算と音楽的な成熟のもとに新しい音楽を作ろうとした時代の、様々な音楽的要素が都会的なカラーのもとに統合された、文字通りの(精神的)フュージョン。
シティポップ、80'sフュージョン、フューチャーベース、ラップの要素が融合して変拍子や突然の展開でリスナーを攪乱する楽曲、「どちらを選んでもひとりの女 ひとつのカオス」という歌詞と、MVに登場するミキサーと、委員長というキャラクターが一つの定義に集約されない人間であることを強く押し出している。人間であることを押し出しつつ、その生きる場所は完全にバーチャルの世界、技術の力でどこまでも現実離れした景色を追い求められる空間だというところが個人的に好ましいなと思った。
読んだもの
tender-mountain.hatenablog.com
toby-net-blog.tumblr.com