できたこと
今日は何もしていない。これから。
雑感
簡単なこと
寝相が悪く、起きた時にはいつもブランケットが身体の横で丸まっているため、冬季は毎日のように寒さで目が覚めてしまって慢性的に寝不足だったのだが、今日試しにブランケットをいつもより幅広のものに替えてみたらてきめんに改善した。起きても身体は末端までポカポカだったし目覚まし時計で設定した時間通りに起きられて良いことしかない。身体の動きで布団がめくれてしまうのなら、どう動いてもめくれない大きさの布団を使えばいいというだけの話だったらしい。こんな簡単なことだったのか。
簡単なこと2
砂糖を断つとメンタル安定すると聞いて、3日断ってみたところ、ヒステリックが消え、落ち込みやハイがなくなり、衝動的な夜更かしがなくなった。
— ダルダルのダル子 (@darudarudaruiko) March 19, 2023
私の人生じゃない。
ラテマネー(コーヒー代のような意識せず使ってしまう少額出費も積み重なるとデカい出費になる)常識というか家計簿付けてると自然にみんな到達する結論かと思ってたけど意外と誰も家計簿つけてないし全く気付かなかった!みたいなリアクション結構多いんだな
— 人間が大好き (@hito_horobe) March 24, 2023
この2つのツイートを見かけてから、「じゃあお菓子をやめたらお金も貯まるしメンタルは安定するしで良いことづくめなのでは?」と思い立ち、お菓子とジュースを買うのをすっぱり止めた。一か月弱くらいが経過して、メンタルが安定したかは正直分からないのだが、小さい頃からずっと悩まされてきた肌荒れや吹き出物がめっきりなくなり、鏡を見るのがそんなに苦にならなくなった。単に油分と糖分の摂りすぎというだけだったらしい。こんな簡単なことだったのか……。
追記:砂糖断ちのツイートについて相互の人から「こんな人の言うことを?」と言われて笑ってしまった。見るからにメンタルが不安定な人のツイートだからこそ逆に信用に足るということもある。
減速/原則
2023年上半期の終わりが近づいてきてベストアルバム記事の用意をしなければならないと思い、今年買った作品を聴き直すことに決めた。まだ4月末とはいえ、2022年ベストアルバムを出したのが二月半ばくらいだったと思えば、今から用意しても間に合うかどうかという感じがある。出すのは七月ごろだろうか。
予算が限られた中で買ったアルバムを丁寧に聴く生活から、とにかく新譜を掘り続ける形に生活を切り替えてもう3年目になる。そうなると基本的には音源を飛ばし飛ばしで3~4箇所くらい聴いてファーストインプレッションでカートに入れるか入れないか判断するわけで、とにかくリスニングの時間が忙しなくて仕方がないし、鑑賞のやり方自体も曲を全体で捉えるのではなく、部分から想像される全体を楽しむような形に変わってくる。それで培われた能力もあるとはいえ。
そういうわけで、リリースが落ち着いたのもあってここしばらくはゆっくりと買った音源をフルで聴き通している。やはり聴く数は少なくなっても、こちらのリスニングが原則的にはメインであるべきだと思う。
惑い
去年買った音源のリストをぼんやりと眺めていて、ふと「これを聴き直す時間はこの先の人生にほとんど残されていない」と思い、ではなぜ私はこれを買い、今年もそれを続け、今月も買うつもりなのだろうかと分からなくなってしまった。
元を辿れば私が音楽を買うのは当然手元に置いて後から何回も繰り返し聴くためである。それは買わなくても聴けるストリーミングサービスの登場以前も以後も何も変わっていない。それ以後に(あるいはBandcampにのめり込んだ以後に)変わったのは、そこに「アーティストをサポートする」という理念が加わったことである。特に自分が聴いている音楽のリスナーの母数はたかが知れているし、ストリーミングサービスに置いたところで尺が長い分だけ再生数のカウンタだってほとんど回らないのだから、良いと思った作家が活動を続けていけるように金銭を支払うのは一種の倫理だと考えている。そこまではいい。しかし、そうして買い支えることを続けていって、追いたい作家が増え、買いたい作品が増えて、もう去年の作品すら聴き直せないくらいに手持ちの作品の量が増えている状態ではまた話が違ってくる。これを続けている限りにおいては最初に書いた通り聴き直す時間の余裕はなく、「後から何回も繰り返し聴く」という買う理由の片方が潰れるから。作家を支えたいという理由だけで、つまるところお布施のためだけに毎月家計がカツカツになるくらいの金銭を投じることに、少しずつ迷いが生じている。
もう少しカジュアルにストリーミングサービスを使った方がいいだろうか。普通に心が安定するくらいの貯蓄や投資に回す分のお金を持ちたいし……。
松田:でもこれ、なんなら10年前から思ってたな。なんか大学生ってさ、だいたいみんな「コムデギャルソンいいよな」とか言い出すやん。でもそう言って古着でコムデギャルソンを買ってもさ、実際のところコムデギャルソンには…
ゆわ:一銭もね?
松田:そうそう、一銭も入らんわけ。となるとじゃあお前の言うギャルソンがいいってどういうこと?ってなるわけやん。
ゆわ:うんうん、よく分かる。
松田:全員が「ギャルソンいいよな」って言って古着で買ってたら、ブランドなんて一瞬でなくなるわけ。
追記:ストリーミングサービスのリンクを貼ってSNSで盛り上がっている人を苦手だと思うのは、こういう"当事者意識"が欠如しているのではないかと感じるからというのが大きいのだが、初期衝動的なドライブ感が失われ、自分もそちら側に心が動きつつある。家賃が憎い。持ち家が欲しい。