雑記

__blurry_のおぼえがき

2021年ベストフレーズ

これは何

 2021年ベストアルバム記事を作り損ねたのだが、今からアルバムを片っ端から聴くのもしんどいな……となり、気に入ったフレーズだけ書き起こしておくことにした。
 選考基準はいたってシンプルで、私の耳に残り毎日のように頭にちらついたものを選出している。順不同。リリースは今年でなくてもいい。頻繁にツイートしていたのでほぼ全部見覚えがあることと思う。

ベストフレーズ

1. ROCKIN' THE CASBAH, ROCK THE CASBAH

 "The Clash - Rock The Casbah"のフック。エディット職人The Reflexのバージョンで初めて知ったのだが、パワフルなディスコビートに乗せられたこのフックは何度でも口ずさみたくなる。"Casbah"の"b"の音が気持ちいい。

2. しる・ヴ・ぷれぷれ プレジデント

 2021年を代表するアンセム"シル・ヴ・プレジデント"。TikTokで無数の人々が踊っていたことからも、このフレーズが持つ中毒性は明らか。

3. Pink blood, pink blood, pink blood…

 宇多田ヒカルが2021年6月にリリースした楽曲。これに関しては歌詞のすべてが自分に刺さってしまったため入選。あらゆる束縛からの開放というテーマに、トラックと歌詞と歌い方の全てが完璧に噛み合った2021年ベストトラックのひとつ。私にもPink bloodが流れていると信じている。自分の中に理由なく流れているものを無条件に愛する、そういう歌。

4. As we go a little something like dee-e-e-e-e-e

 Daytimers主催のYung Singhがリリースしたトラック。2020~2021年はインド系のUKシーンが注目された年であったが、それを象徴するようなトラックだと思う。
 これは2006年にリリースされた"Panjabi MC & Ranjit Manni - Bheer"に"AJ Tracey - Ladbroke Grove"をマッシュアップしたトラック。

 肝心のフレーズの元ネタは"Doug E. Fresh and Slick Rick - La Di Da Di"。

5. Hyper bass, hyper bass, hyper bass…

 電音部のアンセム。2020年に続いて今年も狂わされた。

6. マキシマイザー、マキシマイザー!

 マーシャル・マキシマイザー。意味不明だが語感がいい歌詞は、なんか適当にツイートしたいという時にちょうどいい。

7. I let you get to me once— to me once— to me once…

"Overmono - So U Kno"。冒頭から最後まで延々と繰り返される早回しのフレーズが脳をひたひたに満たしてくる。"I let you get to me once— to me once— to me once Now I'll never let you with me— you with me— you with me— you with me, yeah"というのが全文らしいが、歌詞サイトによって全然違う歌詞が書いてあるので判然としない。

あとがき

 ものすごい数の楽曲を聴いたはずなのに、頭に残ったフレーズというとこれくらいしかないのだな……とびっくりした。今年は10個以上見つけることを目標としたい。