雑記

__blurry_のおぼえがき

10/26


できたこと

  • 早起き
  • ランニング
  • ラジオ体操

雑感

今日

 五時半に起きてラジオ体操をこなし、朝寝もしっかりしたのだが、それでも一日身体が重い感じがした。睡眠時間が六時間を切るのはやっぱりパフォーマンスに響く。そういうわけで今日の日記は短く済ませる。

 北国と言えば寒さ……と思いきや、断熱がしっかりしていて暖房をガンガンかけるので冬でも屋内は半袖、というのがステレオタイプとしてある。しかし、自分の部屋は底冷えがひどいというのと、居間の暖房の熱が入ってこないためかなり寒く、長袖を着て、重ね着で調整するというのが基本である。

 ……のだが、重ね着した状態で暖房がかかりすぎているということが起こる。そうすると不必要に部屋が暖まって、長袖なので体温も全然逃げていかず、気がつかないうちに頭がぼんやりとしてくる。一度上がった体温はそう易々とは下がらないし、室温も同様で、こうなるととにかく薄着に着替え、窓を開け、室温と体温が下がるまで待つ時間が生じる。すると当然急激に寒くなる。また長袖を着る。そして暖房をつける。寒さが改善され、体温が上がり、部屋が暖まり……朦朧としてくる。一生これを繰り返しである。

 やはり過ごすなら居間がいい。適度に広くていい感じの室温を維持できるくらいの。実家暮らしはかくも厳しい。

良いツイート

惜しい。

聴いたもの

Bodily Functions - Matthew Herbert

 新譜を出したばかりのミニマルハウス作家Matthew Herbertの2001年作。昔Villalobosなどミニマルハウスに興味を持った時に書籍を読んで存在を知ったのだが、CDが入手できずずっと聴けずに4年くらいが経って、Bandcampでようやくの再会となった。楽曲のサンプリング・シンセのプリセット音・ドラムマシンの使用などを禁じ、身近な物音などから音を拾ったり、楽器や歌は生演奏のみで作曲しているらしく、その作風がミニマルハウスに向かうのは納得感がある。

 前評判通り良いアルバムだった。「ジャジー」という言葉があるが、このアルバムにおいては「ジャジー」という雰囲気を超えて、硬派にジャズを取り込もうという意思が感じられる。既存のムードを取り込むのではなく、やるからには徹底的にという意思がアルバムの隅々にまで行き渡っているところが好ましいなと思った。

読んだもの

note.com

 文野環さんも日記を書いている。このところ音楽批評圏の人も日記を書いているし、思想寄りの人もDMで絵日記を書いていると聞いた。インタラクティブ性、パブリック性から距離を置いてプライベートに寄っていくのがトレンドなんだろうか。

blogos.com

someofthem.hatenablog.com

 Spotifyプレイリストに対する苦手意識が言語化されていてよかった。自分で要約すると極端な物言いにしかならなさそうだから避けるが、Spotifyプレイリストはあくまで入口であって、そこから押し広げる作業が必要になると思う。そういう意味でいえば、曲が大量に入っているプレイリストはとても自分には扱えない。一周聴くのに半日かかるようなプレイリストの曲名とアーティストなんてとても覚える気にはならない。

gendai.ismedia.jp

――YouTubeやストリーミングサービスの普及で、音楽へのアクセスがとても身近になりましたよね。古いものも新しいものも、時代と国境を越えてどんなものも聴けるようになってきている。そのことが文化にも大きな影響を与えていると思うんですが、そのことに関してはどう思いますか?

かなり決定的な出来事だと思います。レコードからCDへの移行に比べても、何倍も違う。ラジオが登場した時くらいの拡散力の変化だと思います。だからこそ、やっぱり、こういう時に重要になってくるのは、批評だと思うんです。情報にアクセスする際には、何らかの批評的な情報が入り口になる。たとえば「友達がいいと言っていた」くらいの程度でもいいんですけれど、そこにも批評がある。価値づけ行為としての批評が大事になっている時代だと思うんです。じゃないと、そもそも情報を手に取らないので。

 この「友達がいいと言っていた」はやっぱり大きな意味があると思う。接点とか理由付けがなければ新しいものに手を出すきっかけにはなかなかならない。昔からそうだとはいえ、ストリーミングが登場して無限の選択肢が与えられた現在はさらに大きな意味を持つ。
 こと音楽に関しては、「こいつがこの前言ってたな……」くらいに思ってもらえることを願っている。これは第一に私の記録であり、文章を書くちょっとしたエクササイズであるが、せっかく読んでくれる人がいるのであれば多少は有益であってほしい。音楽欄はそのような折衷的なスペースとして運営されている。