できたこと
- 早起き
- ラジオ体操
- ランニング
- CDを返却する
雑感
所有
レンタル店にCDを返しに行ったついでに中古CDを眺めてきたのだが、相対性理論の『シンクロニシティーン』が150円で売っていた。二日前にそこのレジで300円出して借りたアルバムが中古で150円?
他にも、宇多田ヒカル『DEEP RIVER』が300円、『Distance』は150円。ミスチルの『深海』も300円。星野源『Pop Virus』が880円。星野源ですら四桁を切っている。『不思議/創造』が500円で売られていたのはさすがにびっくりした。出て数か月も経っていないのに?
そのくせプリンセス・プリンセスのベスト盤は3000円近い値がついていて、中島みゆきの何かのアルバムも『Pop Virus』と同じ880円。古いアルバムの方が高いのかと思えば電気グルーヴ『A』が150円。中古の値のつけ方はよくわからない。
何にせよほとんどのアルバムの値はかなり低く、もう所有の時代ではないのだな……ということを強く感じる。私も音楽を買うのは基本Bandcampだし、音楽を再生するにもPCの出力をプレーヤーに繋いでいる。カーステレオを使うときにはCDの出番であるが、それは私の家族の誰一人としてサブスクを登録していないからであって、大多数の人間はおそらくSpotifyかApple Musicに登録して、Bluetoothで車にスマホを接続して音楽をかけているだろう。私もそっちの方が手っ取り早いしライブラリとしても充実していると思う。そういう時代において、フィジカルを所有することはむしろスペースを食う分だけマイナスに働く。取り込む間だけ手元にあればいいのだから、むしろレンタルを利用する方が得策とさえ言えるだろう。そういう意味では納得のできる値段だなと思った。
それはそれとしてレンタル業もCD販売店も下火らしい。それはそうだろうなと思った。CD店に行くインセンティブが一切ない。正月に初詣に行くついでに初売り気分でちょこっと寄りはするものの。
楽しみなアナウンス
マインドとして「パソコン音楽クラブ - See-Voice」と「Sugar's Campaign - ママゴト」の類似性を感じて、このターム受け止められ方マジで難しいから言葉で解説をした方がいいすよってなり、お節介的に特設サイトを作る流れに…本日24時公開なのでお楽しみに(文章も寄稿してま https://t.co/UelMSBt83d
— トマド (@tomad) 2021年10月12日
良いツイート
子供の頃から何回も見てるホーム・アローンで、ケヴィンが泥棒を撃退するためにドアノブをアツアツにするこの謎の道具、一体何なん?って子供心に思ってた長年の謎が今やっと解けた
— 毎日映画トリビア🦈水曜夜9時からスペースでジョーズ同時視聴会🤿 (@eigatrivia) 2021年10月12日
BBQ用の炭を加熱するための電化製品らしい
日本人にはあんまり馴染みのないものすぎて笑った pic.twitter.com/f5MWtIWVLC
【定期】
— なりなり 翻訳チャンネル (@narinariography) 2021年10月10日
ハチもチルしてるだけだろ pic.twitter.com/PZNoWm6ZIc
Netflixが人工知能(AI)に40万時間分のホラー映画を見せて作らせた「世界初のAIによるホラー映画」が面白すぎるhttps://t.co/izgqqBU8Bo pic.twitter.com/VpTFM6DvpC
— ユルクヤル、外国人から見た世界 (@Yurukuyaru) 2021年10月12日
海底ケーブルが「カニを誘惑している」と明らかにhttps://t.co/b2FBZCmLzJ
— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) 2021年10月12日
英ヘリオットワット大によると、風力発電のために敷設された電力ケーブルが、ヨーロッパイチョウガニの習性に悪影響を与えていると判明。電磁気がカニを惹きつけ、血液細胞に変化を起こし感染症にかかりやすくなっていたそう pic.twitter.com/OuZK5HO4q7
今日の図
エミューの日々 pic.twitter.com/NtE8IwniFG
— 乃田 (@onigirenai) 2021年10月11日
打ち上がりたて新鮮ピチピチのマリモ🟢
— 阿寒ネイチャーセンター@アウトドアガイド (@Akan_Nature) 2021年10月10日
阿寒湖のマリモが生息する湾では風速7mを超えるとマリモが打ち上がり始めます。
小さいものは転がってすぐ戻り、大きなマリモは中に空洞が出来るため水から出るとぺちゃんこに。崩れながら波に攫われて湖に帰って行きます。#阿寒湖 #マリモ pic.twitter.com/TFHQ7Xf4Y2
ぺちゃんこのマリモ
マメジカって言うらしい。ネズミみたいな体に爪楊枝みたいな細い足が付いてて不思議な動物だ。イノシシ科とシカ科の中間形で、形態は3000万年の間あまり変化していないそう。森の妖精みたい。 pic.twitter.com/789tqsx2yz
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) 2021年10月10日
— けん (@nomorehole2) 2021年10月11日
元気がない人みんな、アベフトシwikiのこの一節を読むんだ。 pic.twitter.com/QrLacAC0K3
— ピノやま (@pino_mountain) 2021年10月10日
happy bat pic.twitter.com/2UHcYI2fMz
— Out of Context Pokemon (@OoCPokemon) 2021年10月10日
聴いたもの
相対性理論 - TOWN AGE
「シンクロニシティーン」の次にリリースされたアルバム。明らかにエレクトロニクスの導入と「やくしまるえつこ性」が強烈に前に出てきていて、「相対性理論」というバンドのカラーでは捉えきれない何かへの変化を感じる。
「シンクロニシティーン」のメンバーが抜けたことの影響が大きいのだという。詳しくは知らないが、私の聴いた限りでは明らかに既存の音楽ジャンルの語法を躊躇いなく取り入れ、ポップミュージックとしての洗練を目指したように感じる。ミックスを聴いてもリズム隊の比重が大きくなり、その分聴き心地がどっしりしたようで、ここには「チャイナアドバイス」のインディー的な粗削り感や浮遊感は一切ない。それを嫌う人がいるというのも分からないではないが、やくしまるえつこのボーカリゼーションの成熟はそれを補って余りある。バンドの変遷を楽しめるというのは悪くないなと思った。
どの曲もクオリティが高いのでまだ一曲選ぶのは難しいのだが、面白いと思ったのは「ほうき星」。「止まらない」を反復するパートは明らかに音程がずれているのだが、繰り返しにおいてそのずれた音程を正確に出し続けるという不思議なことをしている。その音程のずれからくる不協和音が結果的に耳に残る。
相対性理論 - 天声ジングル
今のところ相対性理論の最新アルバム。バンド音楽的要素とエレクトロニクスの導入がかなり対等に近づいている。これもかなり良いアルバムで、どの曲にも魅力的なフックがあり、逆に突き抜けた曲がない分ちょっと地味にも感じる。
「わたしがわたし」なんかはシティポップへの返答のようにも聞こえる。個人的に一番エレクトロニックで面白いと思ったのは「弁天様はスピリチュア」。こうなるとバンドという形態から出てくる音楽とは言えないわけだが、Radioheadという前例があるのでいまさらどうこう言うことでもない。
それから「FLASHBACK」。ライブ盤の感想で書いたので繰り返しになるが、相対性理論の中では珍しくやくしまるえつこがアンニュイに振り切れていて、しかもラップ的な音数の多い歌唱を披露している。90年代オルタナ育ちの宿命として、楽曲は暗ければ暗いほど良いと信じている部分がまだ生きており、その部分が大喜びしている。伊達に推しのシンガーがみんな自殺と薬物で死んでいない。
読んだもの
これを並べて読むと、相対性理論が時の経過につれてグルーヴを志向し始めたのも納得できる。