雑記

__blurry_のおぼえがき

9/16

できたこと

  • 会社に休みの連絡

雑感

今日

ずる休み

 はじめて虚偽申告で仕事を休んだ。
 朝起きたら熱はすっかり下がっていたのだが、身体の倦怠感がひどく、身体を起こすことすら相当に億劫という状態だった。しかしだるいので休みますというのも説得力がなく、「熱が下がらないので」と嘘をついて仕事を休んだ。これで3日連続の休みとなるが、そこに加えて今週の頭に有給を取得したので明日から月曜まで4連休が始まり、思わぬ形で7連休の獲得と相成った。

 とはいえ実際に体調は最悪で、椅子に座っているだけでしんどく、車酔いのようなめまいが続いている。こんな状態で仕事をするというのは到底無理であり、休みを取ったことには正当性があるのだが、それでも虚偽の申告をしたというのは自分にとっては一つの大きな達成である。何の?

 椅子に座っている以外何もできなかったので、Gawr Guraさんの歌枠を観た後、鈴木大拙『禅』を読んだ。"シューニヤター"と"タタター"の概念が登場したところから議論が一気に複雑になり、正直全部が理解できたわけではないのだが、禅の一端を垣間見るくらいはできたのではないかと思う。とりあえずは、あちらとこちらという二元論をやめる。個別具体のないところに知性を働かせて意味のない問いに走るのをやめる。まずはそこから。

 次はヴァージニア・ウルフ『波』と井筒俊彦『意識と本質』をちょっとずつ読み進める予定。それからkindleに不可視のまま多数積まれている百合漫画を。

祝祭

 保健所から陰性の連絡がきた。9月の頭に外出した覚えなどないのでまあ陰性だろうと確信していたのだが、それでも「行動の制限はない」とお墨付きが出るのはありがたく、連絡をもらって10分後にはスーパーに出かけ、それから1時間後には父親と車に乗ってショッピングモールに出、ついでにコストコにも寄った。

 COVIDでなくとも普通に病み上がりなので車中では冷や汗が出ていたし、軽食をつまんでいてもめまいがあったのだが、祝祭の気分だったので何も感じていないことにした。

 家に帰ってきてから反動のように吐き気などが始まって死ぬかと思った。今も常に車酔いのような不快感が頭のあたりにずっとある。後悔はあるが、いまさら後の祭りである。

オーケストラル・ヒット

 オーケストラル・ヒットという名前を知った途端、あれもこれもオーケストラル・ヒットか!となったのだが、これを見たせいで考えていたことが全部吹っ飛んでしまった。

良いツイート

聴いたもの

Information Overload Unit - System Planning Korporation

 初期ノイズ・インダストリアルに強い影響を与えたオーストラリアのグループのファースト。これはインダストリアルミュージックとでも言うべき騒音性が強く、その点でインダストリアルロックとは明確に色合いが異なる。
 とはいえただめちゃくちゃにノイズをまき散らしているわけではなく、その無機質さの表現としてここではダブが採用されている。無機質な高周波ノイズと、エコーやリバーブを用いた冷たい音響空間の表現の組み合わせがこの作品の聴きどころ。どうしても作品が古いためノイズの音も親しみやすい程度の激しさで、メルツバウから入った身としてはとても親しみやすいなと思った。

湊あくあ - シンデレラ(cover)

 自他ともに認めるコミュ障がシンデレラを歌うのはそのまんま過ぎて笑ってしまう。
 曲中の「ハロー残念なあたし」というフレーズは自分の不出来さに失望するフレーズだろうが、自分が不出来であること、不出来な人生をそれでも生きていかなければならないという宿命に向き合う機会としては良いのではないかと思う。少なくとも私はそう読んでいるし、これを歌う人が一瞬でもこの解釈を引っかけてくれればいいなと思っている。楽曲にエンパワメントの祈りを託してしまうのは悪い癖だろうか。

King Krule - You Heat Me Up, You Cool Me Down

 名前はよく聞くが知らないバンドことKing Kruleの最新作(調べたところソロアーティストだった)。コロナ禍で中断したツアーのベストテイク集らしい。なんとなくダウナーなインディーロックで、なるほどUK出身……という納得がある。この人はもう少し詳しく聴いてみたい。

 他にもいろいろ聴いたのだが、どれも自分の琴線に引っかからなかったため今日はここまで。

読んだもの

rollingstonejapan.com

omocoro.jp

news.yahoo.co.jp