できたこと
- 早起き
- ラジオ体操
- ランニング
雑感
今日
起きたら普通に肌寒かった。最高気温が20度を切っていたらしい。体感ではこれくらいが一番快適なので、10月くらいまでずっとこの気温でやっていってほしい。
ランニングしてもほとんど汗をかかなくなった。その分己の体力との勝負になる。今日は信号以外一度も止まらず走り切れた。
ランニング中に止まりたいと思うとき、その内情は「息が切れた」ではなく「膝から下に不快感が充満しているから足を止めて一旦それをガス抜きしたい」であることに気が付き、そうならばと「あ~こういう気持ち悪い感じあるよね」と一旦客観視することでやり過ごした。しかし「単に靴の大きさが合っていないのではないか」という気もする。今度ちゃんとランニングシューズを買おうと思う。その前に雪が降り出さなければ。
bio欄と信頼
長年の相互の一人が数か月ほど前からVの女にハマっているのだが、同時に「自分はVのオタクではない」と主張している。これを真剣に考え出すと「Vのオタク」の定義論のように深い森に分け入ることになるのでやらないが、自己をタグ付けすることの価値の方向に考えが伸びた(その昔、なりきり論という言葉が流行ったのをふと思い出した。以下にするのも似たような結論にはなるのだが……)。
「Vのオタク」「百合のオタク」「声優のオタク」等々、人のbio欄における自称は体感上ほとんどポジティブな効力がない。「私と同じ○○が好きなんだ、じゃあフォローしよう」となることが全くないどころか、むしろ警戒を強める方向に働く。Vが好きと言われても「てぇてぇ」とか口にしてたら嫌だし、百合好きにしても作品の好みの傾向によっては距離を取ってしまう。「音楽が好き」となるともう不穏極まりない。インターネットにおける最大公約数(電音部とかイノタクとか)の外側での言及の頻度と程度を見ないと安心できない。
逆に、bio欄に何と書いてあってもツイートが自分の嗜好とマッチしていると途端にその人を信頼してしまう。結局大事なのはその人がどう自称するかではなく、日頃その自称をどのように実践しているか、要するにどんなツイートをしているかだと思った。
そういうわけで趣味が近そうだと思ったらまず非公開リストに入れたりフォロワー欄から辿ったりして"見"に回っている。そこで信頼できそうだと思ったらフォローすればいいし、そうでなければしなければいい。そういう観察を経なければ人のことなんて全然わからない。bio欄に書かれていることにはほとんど意味がない。
余談:今繋がっている音好きに興味を持ったきっかけは松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」やMagma(バンド)、Ricardo Villalobosあたりだった覚えがある。これからも誰に通じるでもない音楽についてツイートしていてほしいと思った。
良いツイート
ポケモンアニメネタ
— abesanmk2 本格的シャドウおじさん (@abesanmk21) 2021年8月9日
サトシのヘラクロスはフシギダネの蜜が大好き
見かけるといつも押し倒して背中に吸い付きます
ちょっと怖い pic.twitter.com/YjetFwJ0Dw
小鳥ちゃん割と長生きするし、頭が良くて気分屋さんで、好き嫌いが激しくて謎の「先端という先端が全部嫌い」などの理由で人間の手を見ると先端が5本もあるから激怒して突つき回されたりするし、そういうところがカワイイのだが、大変そうで…それがまた楽しそうで…なんの話だっけ
— カワウソ祭 (@otter_fes) 2021年7月12日
ウマ娘の今回のアプデでニガニガ黒魔法が修正されてるのが1番おもろい pic.twitter.com/qoHF33bcwc
— なる (@na_ru_1224) 2021年8月11日
なんで「ニガニガ」がカタカナだったのかという疑問が残る。本当に悪ふざけではないんだろうか。
— 𝓗𝓸𝓽𝓽𝓮𝓻 𝓣𝓱𝓪𝓷 𝓙𝓾𝓵𝔂 (@Gonbuto) 2021年8月11日
実写版「コナンのヤベードラマー」 pic.twitter.com/tEcbwrZLF7
— フリースタイルドラマーKoh (@Hara_Dai_Koh2) 2021年8月11日
聴いたもの
周防パトラ - イミグレーション feat.Yunomi
ハニーストラップの周防パトラさん初の外部依頼曲。Yunomiといえば"Hyper Bass"で各人の度肝を抜いた鬼才で、聴く前から期待度はかなり高かったのだが、「Vからこんな音楽が出てくることがあるんだ」と予想以上にびっくりしてしまった。出てくる音ほぼ全て低音域のゴリゴリにサイケデリックなテクノである。そのトラックの上で周防パトラさんの特徴である甘いハスキーボイスで歌われるのは、資源が枯渇し汚染されて、もはや人の住める環境ではなくなった母星から移住(immigration)するため、母星に似た惑星に片道切符の調査に出る調査員の物語で、ここにはユーモアの余地すら全くない。MVを見なければ思い描く情景はハヤカワの青背のそれである。周防パトラさんの声の甘さとボーカルラインが楽曲をかろうじて"ポップ"の側に引き留めている。
こんな楽曲を敢えて出そうという気概が凄く好き。どう考えても数字が伸びるタイプの曲ではない。しかし好きな人には深く深く刺さる、"フロア"の曲である。そういう志向を企業ライバーが持っているということがとても嬉しい。あまりに良かったのでハイレゾで買った。
Ananda Project - Cascades Of Colour (Sugar Love Mix)
1998年にリリースされたディープハウスをKuniyuki Takahashiがフューチャージャズ(死語)にリミックスした作品。
「音楽への感謝」という言葉があり、音楽に深く魅入られた人は「音楽の霊性」を口にし始める。要するに半ば信仰のようなものに転じていくわけだが、Kuniyuki Takahashiの手になる音楽を聴くと、「本当にそのようなものはこの世にあるのかもしれない」と思う。それくらい彼の音楽は深い霊性に満ちており、聴くたびに敬虔な気持ちにさせられる。傑作。
以下ざっくりと聴いたものを並べる。
次に来る(来ている)曲。ヴァンパイアに続いてこの曲もミーム化する気配があるのだが、楽曲単体ではなく、立ち絵のインパクト含めてのミームという感じがする。ただ歌うだけではなく、いかに世界観を身にまといつつ自己を表現するかという。
SkreamがSteel City Dance Discsからリリースするのは熱い。頭が悪くなるタイプのハードコアテクノ。中盤からダブステップやジャングルのルーツが顔を出す。
寝ようと思ったらこの曲が目に入った。これもYunomiで、周防パトラさんの曲と比べて明らかにサイケデリック。ポリリズムなのか途中で拍子が全然取れなくなる。AnalordやThe Tussに近いアシッド感をベースに、その上メインメロディは2000年代っぽく手堅く纏めたインターネット音楽としか言いようのない異様な楽曲。2000年代の電子ドラッグのような動画も嬉しい。