できたこと
- ランニング
雑感
読書
今日も喫茶店で読書。先日部屋を片づけた際に読んでいない紙の本が大量に出土し、数年前から積みっぱなしの本ということで久々に興味が湧いたので読むことにした。
- ミラン・クンデラ『邂逅: クンデラ文学・芸術論集』
- ヴァージニア・ウルフ『波』
- 伴名練(編)『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』
- 鷲田清一『想像のレッスン』
の4冊を読み進めた。どれもちょっとずつだが、短編ひとつ、断章一つといったように小さなまとまりで読めるので達成感がある。本は面白い。
『想像のレッスン』については、4~5年くらい前の私が想像力をつけたいと思って買った本なのだが、私の想像力が養われるのではなく、ただ著者のアートの感想と解釈が連なっている本で、話が違うと思った。
下駄
外に出るときは下駄を履いている。涼しいし、『下駄を履いている』ということじたいがまずおもしろいからだ。
下駄の歯(接地部)にはいくつかの種類があり、私の下駄は『駒下駄』と呼ばれる、直方体の二本の歯が天板の後方についている型である。買った際に「履いているうちに自分だけの形になってくる」と言われたのだが、今日になってその意味が分かった。
下駄の歯は初めは角ばっているので地面に当たるたびにどんどん削れていく。この際、履いている人の歩き方によって角の削れる速度も度合いもまるで異なるのだが、やがて削れ具合が安定する。そこで履き物としての「下駄」が完成する、ということらしい。
今日ふと下駄に意識が行った際、右の下駄は右上が、左の下駄は左上が大きく削れていて、確かに歩いてみると外側が削れていることで歩きやすくなっているように感じる。何より自分だけの一点ものになったということが嬉しい。
日記者
日記を書く人が明らかに増えた。私が日記を始めたのはなんとなくリストで見ていた人が日記を書いていたのがきっかけだったのだが、私の日記を(おそらく)見て新しく始めた人も「フォロワーが書いていたから」と理由を語っていて、またそれを見た人が新しく日記を……と、今や日記の輪は連鎖的に広がっている。普段ツイートを楽しく見ている人の日記を見るのは面白いし、その人たちがフォローしている人の日記を読むのも面白い。自分がその連鎖の一部を成しているという事実が嬉しい。
良いツイート
こういうニュースしか見たくない pic.twitter.com/0LwxEjRdi6
— 地を這う𝑻𝒐𝒄𝒌𝒚に翼はいらぬ (@tocky8360) 2021年8月5日
— 雜草 (@weed_5100) 2021年8月5日
ドサンコ20頭が脱走 道道を駆ける(画像は三上さん提供の動画から)https://t.co/6LYwlVxryf#tokachi #十勝 #十勝毎日新聞 #勝毎電子版 pic.twitter.com/sdcAIDy06q
— 十勝毎日新聞電子版 (@kachimai_denshi) 2021年8月3日
青い空、白いあひる pic.twitter.com/Ja3HT4Qo5G
— こだのすけ@コールダックライフ (@callduck_nosuke) 2021年8月4日
ガム噛むの疲れた犬 pic.twitter.com/3pRc70UJHF
— チョビ (@sirosibainu) 2021年8月4日
いい話すぎる pic.twitter.com/bO4W5gXWlo
— すしメロディ (@sushi__melody) 2021年8月4日
【ルンバの絵本の最後から2ページ目あるある】
— 未だ工事 (@imada_kouji) 2021年8月5日
ああ、おなかいっぱい。
ルンバはおうちへかえります。
聴いたもの
Celer - Malaria
Celerの新作アンビエント。シンフォニックでとにかく気持ちがいい。というか聴きながら寝ていた。以上。アンビエントの感想は言うのが難しい。途中から寝ていたのならなおさら。
Kapote - Edit Series - Euro Disco Reworks
Kapoteのエディットシリーズ・ヨーロッパディスコ編。"Don Key"が好き。これは"Magazine 60 - Don Quichotte (No estan aqui)"のエディットで、私が初めてクラブに行った日に流れていて狂った曲なのでそういう意味で思い入れがある。突然黒電話のSEと会話が入ってきて、会話するのかと思ったらめちゃめちゃにチョップされた女性の声のサンプリングが乱打され、拍からずれたハンドクラップが打ち鳴らされるというクレイジーなパートがあり、当時フロアにいた私はその乱暴さに思いっきりやられてしまった。その乱暴さがちゃんと残っていて嬉しい。
鈴木真海子 - Lazy river
chelmicoの片割れのソロ楽曲。リズムボックスの生々しくも素朴な音色でポストパンクのフレーバーを帯びたトラップのビートをやりつつ、ウワモノとシンセベースは80'sのシンセポップの延長線上にある……という複雑なコンテクストを、弾き語りのパフォーマンスに耐えうる優しい手触りのポップソングとして纏め上げてしまったわけのわからない曲。今年度ベスト日本語楽曲までいけるのではないか。
読んだもの
カクテル作りが趣味なぼっち女子大生がギャルを助けたら…!?
— zinbei🍸単行本発売中! (@tz036) 2021年8月6日
(1/12) pic.twitter.com/ciSCyhwMez
ジャン・シンミンさん(36)はソファに寝転んでギターを爪弾きながら中国語でこう歌った。
「寝そべっているのはいいことだ、寝そべっているのは素晴らしい、寝そべるのは正しい、寝そべっていれば倒れることもない」
この歌が中国当局に削除されたというエピソードまで含めて面白い。