雑記

__blurry_のおぼえがき

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出来たこと

  • ラジオ体操
  • 洗濯
  • ランニング
  • 買い出し

雑感

資格試験

 今日は基本情報技術者試験の午後試験を受験する日だったのだが、時間を30分間違えていて受験が不可能になった。朝8時すぎに家を出た意味を完全に失い、不貞腐れてそのまま東京行きの電車に乗った。

東京観光

 完全にノープランのまま電車に乗り込み、のんびりと本を読んでいる時に「浅草に行こう」と思い立った。東京観光といえば浅草。浅草と言えば雷門。本州生活の最後をでかい寺社で飾るのも悪くない。
 電車を乗り換え浅草駅に降り立つ。なんとか雷門方向に通じるらしい階段を上ったはいいものの、あたりにそれらしい門がまえは見えない。どうやら観光客向けらしいレンガ色と緑の縞模様の庇などが通りには見えるのだが、二方向に続いていてどちらに行けばいいのかまるでわからない。そういうわけでGoogleの地図アプリに方向案内を頼んだ。「直進です」「右です」「直進です」「右です」「直進です」「右です」元の場所に戻った。ふざけているのか?
 そういうわけで自分で地図を読み歩いていくと普通に着いた。門の写真を撮り、門を潜って風神雷神を撮り、門に吊るされた巨大提灯を撮る。大書された「雷門」の字の下、下輪の部分に「松下電器」の金の額が取りつけてあり、大事なこととはいえ、寺社仏閣にスポンサー……と微妙な気持ちになった。
 仲見世通りを歩く。十時前ということでどの店も開いておらず、開いている店があっても自分が朝ごはんを食べて間もないので何も胃に入らずとことこと通りを歩く。二つ目の門が見えてきて、やはり巨大提灯が吊られている。次は「小舟町」。左右の像は阿吽。下輪には「卍」の文字。寺社だからそれはそうなんだけど、暴走族が頭にちらついた。

 ようやく本堂。線香の束を供えて煙を全身に浴びたあと手を洗って本堂へ。そういえばここの提灯の文字を見忘れた。
 おみくじを引いた。大吉だった。もう全部良いことしか書いてない。丁寧に折りたたんでバッグにしまったが、あとから取り出したらくしゃくしゃの蛇腹に折れていた。

 
 そのまま帰るのも味気ないので横道を散策する。ふとブックマークに入れていたツイートを思い出して開店を待ちこれを食べた。


 手に取ってみたら思ってたよりずっと大きかった。ソフトカバー本よりちょっと小さいくらい。人工芝の喫食スペースがあったのでそこでもしゃもしゃ食べていると、足元でハトがずっとうろうろしている。鶏肉を食べる人々の周りを、首を前に後ろに動かしながら歩き回り、時々バサバサと音を立てて飛び上がる。そのたびにみんな悲鳴をあげる。とても長閑な風景でニコニコしてしまった。ハトはこれを食べたかったのだろうか。正直なところ言うほど美味しいわけでもなかったからあげても良かったのだが、ハトが味を占めても困るので何とも言えない顔をしながらなんとか食べきった。
 それから札幌に一年弱出店していてすぐに撤退したアパレルの本店へ。中目黒。これも聞き覚えがある地名。丸ノ内線日比谷線を乗り継いで移動。丸ノ内に乗るたびに椎名林檎がちらついて嬉しくなるのはいかにも地方民的な不慣れさだなと思った。

1ldkshop.com


 平均一着三万円の世界で、あっこれいいなと手に取ったら十万円を超えていたりする。なんとか一着ビッグサイズのTシャツを買って退店。無地やサイケデリックなプリントのあるシャツを適当に着るのが好きで、人に会う時すらそんな感じなのだけれど、今日見かけた結び目の多いシャツがとてもよくて、北に帰ったらちょっと装飾の多い服、色味の強い服を着るのもいいなと思った。東京に来るたびに強烈な服装の人々を見てあてられたのかもしれない。


 そのあと北の父親とLINEを交わして御茶ノ水で軽くお使いを済ませ、電車に乗って帰った。無目的に思い付きでふらふら歩き回ったにしては充実していて、それは一日で東京の全然性質の違う土地を回ったからだろう。電車に乗り、降りるとまるでカラーの違う土地が広がっているというのは『ハウルの動く城』の扉のようでおもしろい。住むなら住むで楽しいだろう。都内、二十三区に住めるなら。そうでなければいつまで住んでも東京は異土のままだろうなと思った。私は北に住んでたまに来るくらいでいい。

良いツイート

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聴いたもの

VESPERBELL - 1st ANNIVERSARY LIVE:[EX MACHINA]

 KMNZの後輩ユニットVESPERBELLの一周年ライブ。アーカイブなし。


 高速ハイトーンの難曲を次から次へと生で歌いこなしていく様は圧倒的で、特にヨミさんは一時間半ずっと喋り通し歌い通しで全くパフォーマンスに衰えが見えず、逆に耳を疑った。特に「テレキャスター・ストライプ」のヨミさんのカバーが好き。ヨミさんのハスキーな歌声は、逆にポップで明るい曲に持ち込んだ時に化学反応が生まれやすい。歴史に残ると二人は冗談交じりに言っていたが、本当にアーカイブなり歌動画なりにヨミさんのポップカバーを残してほしい。

L'Rain - Fatigue

 知らないアーティストの新譜。様々なジャンルの手法が混然としていてほとんど説明が不可能になっている。一周二周したくらいでは全貌どころか個別の曲すら掴めない奥行きがあるのだが、根底にあるのは現代R&Bのシルキーな音楽性だと感じた。これは買うか買わないかちょっと迷っている。もう少し聴き込んでから決める。

読んだもの

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